石巻日日新聞

コバルトーレ女川 土壇場の同点で連敗脱出 三重から勝ち点1得る

FW初起用の土遠先制

その他地域 スポーツ 石巻日日新聞 10月29日(月) 16時52分
FW初起用の土遠が自ら持ち込んで先制点を奪った

 JFL(日本フットボールリーグ)セカンドステージ第12節が27―28日に行われた。後期全敗で最下位のコバルトーレ女川は28日、アウェーの三重県東員町スポーツ公園陸上競技場で11位のヴィアティン三重と対戦。FWとしては今季初先発の土遠修平が先制し、逆転を許すも土壇場でDF國分俊樹の得点で追いつき、2―2で引き分けた。これで連敗は11で止まり、後期初の勝ち点を獲得。残留へ希望をつないだ。

 コバルトーレはこの試合、前節で負傷した司令塔の黒田涼太が今季初めて欠場。前線にはエース吉田圭のほか、FWとしては初先発となる土遠と鳥山祥之を起用した。

 前半は互いにシュートまで持ち込めない固い展開。コバルトーレは三重の攻めに苦しみながらも堅守からの速攻で好機を生み出したが、ともに無得点で折り返した。

 試合が動いたのは後半開始早々の2分。コバルトーレは自陣で得た直接フリーキックからパスをつなぐと、最後は土遠が自らドリブルで持ち込んでシュート。村田達哉監督の起用に応え、チームとして15試合ぶりの先制点を奪った。

 しかし一筋縄ではいかないのがJFL。16分にフリーキックを直接決められて追いつかれると、終了間際の44分にも失点し、逆転を許した。それでもコバルトーレは最後まで諦めずアディショナルタイム4分に獲得したコーナーキックのこぼれ球を國分が決め、2―2で引き分けた。

 土遠選手は「連敗をようやく止めることできた。これを次節につなげる」と話した。コバルトーレは連敗を11でストップ。あと3試合を残して4勝4分19敗となったが、順位は最下位の16位で変わらない。

 JFLの残留条件は原則14位以上だが、J3参入資格を持つチーム(ヴァンラーレ八戸、FC今治、奈良クラブ)が上位4位以内に入って昇格すれば、その数に応じて降格枠も減少する。現在、八戸が2位、今治は4位で両チームがこのまま昇格すれば降格はなし。一方で1チームのみの昇格となれば、最下位のみ降格となる。

 コバルトーレの15位以下は確定しており、あとは上位クラブの動向が重要。一方で今節の引き分けで15位の流経大ドラゴンズ龍ケ崎との勝ち点差が2に縮まっており、11月11日の第14節の直接対決で勝ち、15位になれば残留の可能性が非常に高くなる。

 次節は11月3日午後1時からホームのひとめぼれスタジアムみやぎで10位のヴェルスパ大分と戦う。

最終更新:10月29日(月) 16時52分
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