石巻日日新聞

きょう土用の丑の日 食欲誘うウナギかば焼き

夏本番前にスタミナ補充

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年7月27日(土) 15時06分
べっ甲色に焼き上げられるウナギ

 きょう27日は土用の丑(うし)の日。栄養価の高いウナギを食べて夏を乗り切ろうという江戸時代から続く風習だ。石巻地方でもスーパーにべっ甲色のかば焼きが並び、飲食店ではうな重を注文する人が多く見られた。

 石巻市門脇の活鮮料理「ひらつか」(平塚哲也代表)では、丑の日用としてうな重などを限定100食用意。仕込みを経て、この日は早朝からスタッフ総出でかば焼きを作り、香ばしさが店内を包んだ。

 タレをくぐらせて焼き上げる国産のウナギからは、甘い香りが立ち上がった。平塚代表は「ウナギの価格は高騰しているが、ご愛顧の感謝を込めて値段は据え置き。スタミナをつけて夏を乗り切ってほしい」と話していた。

最終更新:2019年7月27日(土) 15時06分

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