石巻日日新聞

【しんちゃん通信】Vol.51 ただひたすら書く、ということ

石巻市 しんちゃん通信 石巻日日こども新聞 10月3日(火) 21時05分 配信
我流毛筆の会のみなさん、ありがとうございました!

 みなさん、こんにちは!しんちゃんです。ぼくは今、スズムシに夢中。昔の日本人は、虫の音を聴いて秋の夜長を楽しんだそうですが、この習慣は欧米にはないよ!彼らにとって虫の声は雑音でしかないらしい。古来日本人はとてもスズムシを大切にしてきたね。仙台市はスズムシを「市の虫」として指定しているし(昭和46年に市民投票で決まったそうです!)、他にも千葉県市川市、長野県松川村がそれぞれ自治体の虫としています。松川村ではスズムシ捕獲禁止条例があるから、うっかりスズムシを捕まえたら、自分が捕まっちゃいます(笑)。さて今日は、日本の美しい文化の一つ、書道のお話です!

「Don’t think. Feel.(考えるな。感じろ。)」とは、1973年に公開された映画「燃えよドラゴン」でブルース・リーが言うセリフ。ぼく、背筋がブルブルっと震えたよ。今日は東京から来てくれた我流毛筆の会の高橋修一郎さんが全く同じことを教えてくれた。

 「考えないで、ひたすら書いてください!」えー、でもいつもはお手本が・・・それに、普段は半紙に書くけれど、今日の紙はちょっと大きくて、70cm四方。筆もいつものよりだいぶ太い。力がいるから、立って書かないと筆を動かせない感じ。加減がわからないので、線が細すぎたり、太くなりすぎて字が真っ黒になったり、みんな大格闘を展開!お手本がないので文字も自分で選ぶ。「海」「波」「木」「音」、豊かな自然が思い浮かぶ感じは女川に住むユイ記者(小5)。「石」「手」「山」「水」、書道に自信があるヒロム記者(小4)は基本に忠実な選択。いつも好きなものに忠実なのはケイシロウ記者(小4)の「車」「牛」「肉」。それぞれの個性を会のみなさんがうまく引き出してくれました!

やっぱり地元っ子は「海」と書く。 のびのびしたいい字だ。
やっぱり地元っ子は「海」と書く。 のびのびしたいい字だ。

 我流毛筆の会は「手本を持たず、師を持たず、模すことを排し、ただひたすら自分の『書』を書く」をモットーに1986年に結成。東日本大震災の支援活動として、2011年、避難所になっていた石巻市公民館で書道教室を開催して以来、毎年、石巻地域でワークショップを行なっている。作品は東京で展示、ホームページ(石巻子供我流書展)でも公開しているよ。

 活動は10年続ける予定。そのための寄付も募集中です!応援してね!!

 ところで、前述のブルース・リーのセリフはこう続くんだ。「考えるな。感じろ。それは月を指差すようなものだ。指を見ていたら栄光はつかめないぞ!」これは禅の教えに基づくもので、悟りの境地を「月」に例えたんだって!ゴールにたどり着くには指を見ていてはいけない。ひたすら行動する。励む。我流毛筆の会のみなさん、ありがとうございました!

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しんちゃん

最終更新:10月3日(火) 22時16分
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