石巻日日新聞

特製焼きそばHASEBE 新天地でも変わらぬ味貫く

渡波のとようら移転新築 超大盛りや持ち帰り対応

石巻市 気になるお店 石巻日日新聞 9月30日(土) 19時27分 配信
具材を混ぜ込まずに盛り付ける特製焼きそば。大盛りより多い超大盛りも対応

 石巻市の新蛇田地区に今年6月にオープンした「特製焼きそばHASEBE」。渡波地区で40年以上にわたって人気を博した「味処とようら」が移転新築したもので、新天地でも早速、優しく懐かしい味で地域住民をとりこにしている。

 元々「とようら」は新店舗の店主、長谷部久恵さん(45)の父豊浦勝夫さん(79)と母幸子さん(75)が切り盛りしていた。当初は豊富な品目を提供していたが、30年前からは二度蒸しの麺を用いた焼きそば一本に。具材を混ぜこまずに盛り付けるのが特徴で、サバ出汁で蒸し焼きにする麺も風味豊かとあって人々に愛されてきた。

新立野にオープンした「HASEBE」。「とようら」ののれんも揺れる
新立野にオープンした「HASEBE」。「とようら」ののれんも揺れる

 東日本大震災では渡波の店舗が全壊したが、ボランティアからの「二人の焼きそばを食べたい」という声に支えられ、平成24年2月に再開。その後、年齢的な面から閉店する方針だったが、久恵さんが「私がお店を作るから続けて」と説得し、「それなら手伝おう」と今度は3人で再スタートした。

 メニューはもちろん「特製焼きそば」のみ。普通盛り(税込500円)に加え、大盛り(同600円)と超大盛り(同700円)があり、持ち帰りにも対応。具材はそれぞれ50円で増量することもできる。

バーのような店内にはテーブル、カウンター席合わせて15席
バーのような店内にはテーブル、カウンター席合わせて15席

 「ずっと受け継がれてきた味を楽しんでほしい」と久恵さん。これからも家族で守ってきた焼きそばの味を伝えていく。

 【お店情報】▽住所=石巻市蛇田新立野46―36―4▽電話=93―9888▽営業時間=午前11時―午後2時▽定休日=毎週木曜

タグ:グルメ
最終更新:9月30日(土) 19時27分
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