出会いの春 入学式シーズン
向陽小 59人が元気に「ハイ」 友達いっぱい作ろうね!
石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2018年4月10日(火) 22時06分新年度となり、石巻地方の小中高校では入学式シーズンを迎えた。9日には一部の小学校と多くの中学・高校で、10日にはほとんどの小学校で児童生徒が新たな学校生活をスタートした。
石巻市内の小学校の多くは10日に入学式を行い、ピカピカで大きなランドセルを背負った新1年生が、ドキドキとワクワクの表情で花咲く春の一歩を踏み出した。石巻市立向陽小学校(久保田健一校長)でも同日に行い、新1年生59人が入学した。
久保田校長は式辞で「『仲良く』『お話を聞く』『運動や遊びをする』の3つを頑張ってください」とあいさつ。氏名点呼では新入生一人一人の名前が読み上げられ、子どもたちが「ハイ!」と元気な声を響かせた。
また、在校生による迎えの言葉では6年生73人が「皆さんは今日から向陽小の仲間入り。新たな一歩を踏み出そう」と呼び掛けた。
式後に新入生の木村瑞希ちゃん(6)は「学芸会が楽しみ。友達をたくさん作りたい」と明日から始まる学校生活を思い浮かべ、笑顔を見せていた。
◆宮城水産高校 志を胸に一歩 真新しい校舎と制服で
本年度から敷地内に完成した新校舎での生活が始まった宮城水産高校(瀧田雅樹校長)=石巻市宇田川町=の入学式が9日に行われた。校舎完成に合わせて刷新された真新しい制服に身を包んだ117人(男子97人、女子20人)がそれぞれの志を胸に高校生活をスタートした。
式では瀧田校長が「新入生として新制服をまとい、新校舎で学ぶ新しいスタートを切った。多くの挑戦によって多くの経験を積んでほしい」と激励。在校生歓迎の辞では生徒会長の柿本曜輝さんが「皆さんは新しい制服の1期生。これまでの伝統ともに新しい伝統を築いていきましょう」と呼び掛け、新入生を代表して荻浜中学校出身の今野優也さんが「心新たに伝統ある宮城水産の生徒として精一杯努力して有意義な学校生活を送っていく」と誓った。
新校舎は旧校舎の老朽化と平成26年度の学科改変に対応するために整備。一方、制服は海をイメージした深い青色とシンプルなワンポイントのボタンを特徴とし、男子が詰襟、女子はセーラー服タイプとなった。
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