石巻地区 中学駅伝 男女とも蛇田が王者奪還
女子は1区から先頭譲らず
広域 スポーツ 石巻日日新聞 2019年9月5日(木) 9時02分第15回石巻地区中学校総合体育大会駅伝競走大会(石巻地区中体連主催)が4日、石巻市桃生町の植立山公園周辺で開かれた。男子33チーム、女子34チームが出場し、県大会出場の切符をかけて激戦を展開。女子の部は蛇田Aが一度も先頭を譲らない圧倒的なレースで3年ぶりに王座に返り咲いた。一方、正午スタートの男子の部も蛇田が制し、3年ぶりにアベック優勝した。
コースは例年と同じく、男子が6区間計17・86キロ、女子が5区間計12・44キロ。3年生にとっては中学最後の大舞台であり、選手たちは夏休み期間に積み上げてきた練習の成果を発揮し、タスキをつないだ。
午前10時号砲の女子は、1区で蛇田の山﨑奈結選手(2年)が後続を突き放す好調な走り出しを見せた。蛇田を追って石巻、湊、青葉、河南東、桃生(いずれもAチーム)が2区に中継した。
4区にタスキが回るころは石巻、青葉、矢本一による2位争いがし烈を極めた。依然として先頭を走るのは蛇田。最後までトップを譲らずゴールした。2位が青葉、3位は矢本一で、計3チームが県大会出場権を得た。
蛇田は平成28年まで11連覇を成し遂げていたが、一昨年と昨年は準優勝に泣いた。王座奪還を目指した今回は、主力の3年生が体調不良でBチームに回り、Aチームは1、2年生で臨んだ。
山﨑選手は「皆の応援が力になった。卒業した先輩たちの雪辱も果たせた」と笑顔を見せ、3区の佐々木渚さん(2年)は「先輩がAチームで走れない分、自分たちが頑張るという強い気持ちで臨んだ」と話していた。
正午から行われた男子の順位は①蛇田②矢本一③桃生となった。
なお男女の上位各3チームは10月9日に栗原市である県大会に出場する。男子の部の詳細と男女各チームの結果、区間賞は5日に掲載する。
最終更新:2019年9月6日(金) 23時02分
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