石巻日日新聞

石巻川開き祭り 孫兵衛船競漕

水上決戦へ臨戦態勢

石巻市 社会 石巻日日新聞 2019年7月15日(月) 9時41分
本番へ向けオールの感触を確かめた

 石巻川開き祭り(31日、8月1日)の呼び物の一つ孫兵衛船競漕の練習が13日、内海橋上流の旧北上川で始まった。梅雨の晴れ間に色とりどりの船影が浮かび、川面に水しぶきを上げた。

 孫兵衛船競漕は1チーム12人の一般と女性限定で8人乗りのミニがあり、どちらも旧北上川の石巻大橋から下流の内海橋まで400メートル間で着順を競う。2日目は4チームによる決勝だが、今年は5―8位の順位決定戦が追加される。96回目となる祭りで一般が39回目、ミニは23回目。東日本大震災の影響で休止もあったが、盛夏の祭りに清涼感を与える水の都の風物詩として定着している。

 職場や地域、仲間同士で組み、今年は一般が昨年より1減の45チーム、ミニは昨年と同数の16チームが出場予定。船を借りた練習は12日からだったが、雨のため1日遅れの開始となった。

 25日まで1チーム5回計10時間まで練習できる。13日は一般の富国工業、ミニは市職員の織姫モンスターズといずれも前年覇者が船を出し、息を合わせていた。

最終更新:2019年7月19日(金) 9時45分

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