石巻日日新聞

石巻中 祭り後のまちもきれいに 早朝からゴミ拾い

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2018年8月2日(木) 18時59分
目立たない場所のゴミを拾い集めた生徒たち

 石巻川開き祭りの花火大会から一夜明けた2日朝、石巻中学校(志小田美弘校長、生徒299人)が観覧客でにぎわった街なかのゴミ拾いに汗を流した。

 全校生徒が午前6時30分に校庭に集合し、学年ごとに小グループに分かれて立町や中央に繰り出した。祭り中からボランティアによる清掃や分別回収が行われたこともあって、街なかに目立ったゴミはない状況。それでもたばこの吸殻や細かい紙切れなどが随所に落ちていたほか、植え込みの中に空き缶が置き去りにされていた。

 生徒たちはトングを使ってこれらを拾い、ゴミの種類ごとにビニール袋に詰めていった。時間とともに上昇する気温や街なかを覆う異臭も苦にせず、1時間ほど活動した。1年生の相澤賢臣君(13)は「まちがきれいになるのは良い。みんながゴミをポイ捨てせずに、安全に楽しめる川開き祭りになれば」と願った。

 活動は例年と同様に商店主らの石巻商業研修クラブがサポート。他の近隣中学校も学区内で清掃奉仕した。

最終更新:2019年5月12日(日) 16時58分
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