石巻日日新聞

第60回記念石日旗少年野球 15日 石巻市民球場で開幕 女川万石浦ベースボールクラブ

ライバルから仲間へ 感謝と信頼で目指す優勝

石巻市 スポーツ 石巻日日新聞 6月6日(水) 14時20分
握手を交わす(左から)佐藤選手と佐竹選手

 伝統と歴史ある第60回記念石日旗争奪少年野球大会(石巻日日新聞社主催)が15日に開幕する。少年少女球児たちが深紅の優勝旗をかけて熱戦を繰り広げる大舞台では、毎年さまざまなドラマが生まれてきた。60年目を迎える今年はどんな名シーンを見せてくれるのだろうか。大会に向けて練習に汗を流す選手たちと、開会式に花を添えてくれる3団体を紹介する。

 万石浦ベイスターズと女川ビクトリーレッズが手を組んだ「女川万石浦ベースボールクラブ」。設立したばかりの合同チームだが、日々の練習や試合を通して友情とチームの団結力を深めている。

 万石浦は昨年の石日旗大会で優勝を収めた強豪。だが6年生が卒業した後の新チームは団員が9人に満たず、練習試合すらままならない状況になった。そこで持ち上がったのが女川との合同チームの立ち上げ。昨秋から合同練習の機会を設けて実力をつけるとともに仲間意識を高め合ってきた。

 万石浦の佐藤春希選手(6年)は「野球を続けられないかもという不安が大きかったので、合同チームの立ち上げはすごくうれしかった。ありがとうという気持ち」と女川への感謝を語る。一方、女川の佐竹佑太選手(同)は「強豪チームと一緒に戦えるのは心強い」と信頼感を寄せる。

 かつてはライバルとして戦っていた両チームだが、今はともに勝利を目指す良き仲間。狙うは深紅の優勝旗だ。

最終更新:6月7日(木) 15時21分

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