石巻日日新聞

コバルトーレ女川 強豪ソニーに敗戦で3連敗 初の宮城ダービーは黒星

その他地域 スポーツ 石巻日日新聞 5月7日(月) 16時37分
強豪のソニーを体を張って防いだ守備陣

 JFL(日本フットボールリーグ)のファーストステージ第9節が6日にあり、16チーム中14位のコバルトーレ女川はホームのみやぎ生協めぐみ野サッカー場A=利府町=で、9位のソニー仙台FC(昨季年間3位)との初の宮城ダービーに臨んだ。前節の記録的大敗から中2日、選手たちは「自分たちのやれることをやり通そう」と気持ちを新たにピッチに立ち、0―2で敗戦したものの、次節につながる確かな手ごたえをつかんだ。

 コバルトーレは前節で昇格同期のテゲバジャーロ宮崎に対し、1―8の記録的大敗を喫した。順位も前節終了時点で残留ぎりぎりの14位に落としており、運動量や球際の強さなど持ち味を出し切れないふがいなさを痛感。今節に向けては選手だけでのミーティングを実施するなど、挑戦者としての立ち位置を改めて胸に刻んだ。

 前節の後、村田達哉監督は、現役時代の恩師で現日本代表コーチの手倉森誠氏と会い、「誰しもが通る道。困難はチームで乗り越えていくしかない」との言葉をもらったと言い、「前節の8失点は神様が与えてくれた試練。自分たちのサッカーを見つめ直し、ここからがリスタートだ」と熱を込めた。

 試合は原点回帰の言葉通り、ここ5試合先発から外れていたボランチの小川和也を使い、宮坂瑠をセンターバックに配置。DF嶺岸祐介は本職のサイドバックに戻り、ツートップには頼れるベテランの吉田圭と主将の成田星矢を並べるなど、JFL昇格をつかんだ昨季のメンバーを中心に起用した。

 この試合、コバルトーレは全員が積極的にボールを奪いに走り続け、〝JFLの東の門番〟と称されるソニーを相手に序盤は優位に試合を展開。守備陣も体を張って前半はスコアレスで折り返した。

 後半は前半で頭部を負傷したサイドバックの湯浅秀紀に代わり鳥山祥之を投入。だが17分に、高さで勝るソニーにコーナーキックから失点を許した。それでも意地を見せたいコバルトーレはロングスローが持ち味のDF鵜飼亮多を送り込み、長身の宮坂を前線へ。同点弾を狙うも、一瞬の隙からソニーに追加点を与え、結果は0―2で3連敗となった。

 試合後、村田監督は選手全員を集め、「良い試合だった。勝たせてやりたかった。こういう試合をやり続けていくしかないんだ」と語った。また、主将の成田選手は「これがチャレンジャーとしての自分たちの立ち位置。皆やるべきことを分かったと思う」と気持ちを次へ向けた。

 コバルトーレはこの結果、第9節を終えて2勝1分6敗の14位。次節は20日午後1時から、青森県八戸市のダイハツスタジアムで昨季年間5位、現在4位のヴァンラーレ八戸と対戦する。

最終更新:5月7日(月) 16時37分
その他地域 > みやぎ生協めぐみ野サッカー場A

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