石巻日日新聞

コバルトーレ女川 全国地域CLへ調整重視

若手起用 最終節で初黒星 弘前に1―2で惜敗

女川町 スポーツ 石巻日日新聞 10月2日(月) 19時04分 配信
全18試合の戦いを終えて、選手とサポーターが記念撮影

 全18節で争う東北社会人サッカーリーグ1部の最終節が1日にあり、連覇を決めているコバルトーレ女川はホームの松島フットボールセンターに3位のブランデュー弘前FCを迎えた。無敗優勝がかかる一戦だったが、総力戦となる昇格をかけた大会への調整を優先し、出場機会に恵まれてこなかった選手を中心に先発を構成した。DF本郷裕人のドリブルなど各所に光る場面もあったが、結果は1―2で惜敗。最終節にして初黒星を喫し、16勝1分1敗でリーグ戦を終えた。

 最終節となったこの日は無敗優勝がかかる場面だったが、コバルトーレは〝日本一過酷な戦い〟とも言われる11月10日開幕の「全国地域チャンピオンズリーグ(全国地域CL)」を見据えた戦力の底上げを重視。主力をサブまたはベンチ外とし、GK冨澤雅文は今季初出場、DF阿部航太とFW青柳健汰は初先発の機会を得た。

 だが、試合では全試合に先発してきたセンターバックの木内瑛と宮坂瑠が守備で奮闘した一方、出場機会を得た攻撃陣は精彩を欠いた。前半28分にはDF湯浅秀紀が左太もも裏の肉離れで負傷交代。代わってピッチに入った本郷がドリブルで好機を作るも得点は遠かった。41分には、コーナーキックから失点。今季リーグ戦で初めてリードを許して前半を折り返した。

 後半も展開は変わらず、16分には再びコーナーキックの流れから追加点を奪われた。意地を見せたいコバルトーレは直後の18分、攻撃参加した木内が左サイドから絶妙なクロスボール。これを阿部が頭で折り返したところに、青柳が体ごとゴールに突っ込んで1点を返した。その後は29分と38分に主力を投入したが得点には至らず、最終節を勝利で飾ることはできなかった。

阿部選手の折り返しを青柳選手がねじ込んで意地の1点を挙げた
阿部選手の折り返しを青柳選手がねじ込んで意地の1点を挙げた

 全18節を終えた結果、優勝はコバルトーレ。10位の仙台SASUKE・FCは降格が決定し、9位のメリーはコバルトーレの昇格の有無次第で残留か降格かが決まる。

 なお、全国地域CLには全国9地域リーグの王者に全国社会人サッカー選手権大会(10月14日開幕)の上位3クラブを加えた計12クラブが集結。グループ抽選会は10月22日に実施する。1次ラウンドは11月10日に栃木、兵庫、鹿児島の3県で開幕。各グループの上位クラブが同24日に千葉県で開かれる決勝ラウンドに進出し、そこで2位以内となるとJFL昇格が決まる。

最終更新:10月2日(月) 19時06分

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