石巻日日新聞

リボーンアート・フェス 51日間の総合祭に幕 オリジナル盆踊りで有終の美

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 9月11日(月) 14時40分 配信
オリジナル盆踊りなどを踊って盛り上がった

 石巻市の牡鹿半島やまちなかをメーン会場としたリボーンアート・フェスティバル(RAF)を締めくくる「リボーンまつり」が10日、中瀬公園で開催された。「人が生きる術」をコンセプトに芸術や音楽、食をテーマとした総合祭のフィナーレらしく、音楽ライブや屋台で盛り上がった。また、地元の子どもたちが制作したやぐらを囲んでのオリジナル盆踊りもあり、訪れた人たちは大きな笑顔の輪を作った。

 RAFは現代アート作品や音楽、地元食材との出会いを通して、石巻市の自然や魅力を発信する総合祭として7月22日に開幕。51日間にわたって繰り広げられたRAFを締めくくるイベントとして最終日にリボーンまつりを開いた。

 この日、中瀬公園の特設テントで行われた音楽ライブには、市内外から約500人が来場した。歌手のSalyuさんが心地よい歌声で「to U」などを披露して雰囲気を盛り上げた。その後、来場者がやぐらを囲み輪になって盆踊りをスタートした。

 魚やタコが描かれたやぐらは、市内の子どもたちが制作した。荻浜で拾い集めた流木を鹿の角に見立てたり、漁網やホタテの貝殻もデザインに利用。牡鹿半島をイメージした作品として仕上げた。

 日が暮れた会場には馴染み深い「大漁唄い込み」が流れたほか、RAF実行委員長の小林武史さんがプロデュースし、振り付けは個性派ダンス集団のコンドルズが担当した「リボーン音頭」と「魔法(にかかって)」の2曲も登場。アップテンポのリボーン音頭の歌詞には「雨だった」というフレーズも登場し、会期中の天候不順だった様子も織り込まれた。

 51日間の日程を終えて小林さんは「地元の人からの提案がどんどん出てきて手応えを感じた。続けても良いという切符をもらえたと実感した。オリンピックの前に第2回を開催できればと思っている」と話していた。

 やぐらの制作に取り組み、展示作品をほぼ見たという湊小学校4年の日下彩音さん(9)は「たくさんの人と知り合って、友だちが増えたのがうれしかった。みんなと一緒に踊れて楽しかった」とRAFを振り返り、次回の開催を心待ちにしていた。

最終更新:9月11日(月) 15時29分
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