石巻日日新聞

ロックオペラで描く賢治の世界 中瀬会場に上演

RAF 迫力の歌声と異次元観で魅了

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 9月2日(土) 18時02分 配信
映像や歌声による独特の舞台が観客を楽しませた

 宮沢賢治の作品をモチーフに描いた舞台「post rockopera『四次元の賢治―第1幕―』」が8月29―30日、石巻市中瀬公園内の特設テントで開かれた。初日の公演には約350人が足を運び、音楽ライブのようなステージを堪能した。

 リボーンアート・フェスティバルの関連イベントとして開催された。思想家で人類学者の中沢新一さんが書き下ろした脚本を、RAF実行委員長で音楽プロデューサーの小林武史さんがロックオペラ作品に仕上げた。音楽アーティストが出演した。

 舞台は宮沢賢治の作品「やまなし」をもとに構成。鉱物採集で石巻近くの北上川下流に訪れた賢治が、川ガニの兄弟と出会うストーリー。小林さんが演奏するアップテンポの楽曲に合わせて映像や歌詞が映し出され、川ガニの兄弟の登場で開幕した。観客は石巻や北上川の水中、賢次の故郷の花巻を舞台に繰り広げる約1時間の物語と、会場に響く迫力の歌声を楽しんだ。

 同市鮎川から訪れた関原雅人さん(26)は「オペラは初めて見たが心に響く力強い歌声だった。宮沢賢治の作品を改めて読み返したい」と話していた。

最終更新:9月2日(土) 18時02分
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