石巻日日新聞

リボーンアート・フェス 荻浜小会場に開幕パーティー

牡鹿半島の自然と食材で歓迎

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 7月24日(月) 15時07分 配信
桜坂高校合唱部が小林さん(右)の演奏で荻浜小学校校歌などを披露

 被災地の復興を支援する総合芸術祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2017」のオープニングパーティーが22日、休校中の荻浜小学校の校庭を会場に開かれた。訪れた人々が地域自慢の食材を味わい、地元の伝統芸能や現代アートの作品鑑賞を通して牡鹿半島の魅力に触れた。

 開幕を記念して「ラビオリとパエリア」をテーマに開かれたパーティーには一般来場者や招待された地域住民ら約200人が参加した。ラビオリはパスタ生地に食材を包んで、茹でて味わう料理。来場者のうち100人が鮎川浜の銀ザケ、谷川浜のホヤ、寄磯浜のホタテなど8グループに分かれて浜や食材に関する知識を生産者らから教わりながら調理し、協力して伸ばした生地に約150食分の具材を盛り付けた。

協力して地元食材を使ったラビオリ作りに挑戦
協力して地元食材を使ったラビオリ作りに挑戦

 このほか直径約2メートルの大鍋で作った250食分のパエリアも振る舞われ、来場者は牡鹿半島の豊かで新鮮な魚介類を存分に味わった。

 ステージでは、RAF実行委員長で音楽プロデューサーの小林武史さんの演奏に合わせて歌手のSalyuさんがファンや地域住民に歌声を届けたほか、東浜小学校の全校児童15人がこの日のために練習を重ねた獅子振りを披露。笛や太鼓、歌に合わせて獅子が駆け回ると会場から大きな拍手が送られた。

 ステージには昨年7月、石巻港雲雀野ふ頭で開かれたRAFプレイベント「apバンクフェス2016」でオープニングを飾った桜坂高校合唱部も出演。今年は1、2年生部員10人が小林さんと一緒に練習した「翼をください」「荻浜小学校校歌」を歌い上げた。校庭に校歌が響くと懐かしそうに一緒に歌う地元住民の姿もあり、会場が音楽や食で一体感に包まれた。

 桜坂高校2年で合唱部部長の武山夏花さん(16)は「小林さんが歌いやすい演奏で部員の声を引き出してくれた。この貴重な経験を今後の活動にも生かしていきたい」と話していた。

最終更新:7月24日(月) 18時19分
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