石巻日日新聞

地域で祝う航空祭復活 郵便局でフレーム切手 羽黒山神社は御朱印帳

東松島市 社会 石巻日日新聞 8月23日(水) 14時45分 配信
ブルーと東松島市の風景がコラボした切手

 東日本大震災の津波で被災した航空自衛隊松島基地=東松島市=で27日、「航空祭」が7年ぶりに完全復活する。これに合わせて地域のムードも高まり、同基地所属の飛行チーム「ブルーインパルス」の雄姿をあしらった逸品が注目を集める。同市内の郵便局は初の記念切手を売り出し、石巻市の羽黒山神社では御朱印帳の頒布を行っている。地域を挙げて復活を祝う空の祭典は4日後に迫った。

◆市内6局で主販売

 東松島市の矢本郵便局(今藤康局長)、赤井郵便局(菅原よしえ局長)は21日、航空祭復活を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始めた。躍動感あふれるブルーインパルスが描写された数量限定版だ。

 82円切手10枚で構成するフレーム切手シートと四季の一筆せん4枚(A5版)1セットで1500円。販売部数は2千セット。県内沿岸部67局で扱っているが、このうち1900部は市内6局で販売している。初日だけで矢本、赤井両局で計100部が売れた。

 同日に市役所で贈呈式が行われ、今藤局長が「航空祭を記念した初の発行。今後は毎年この時期にシリーズ化していきたい」とあいさつ。フレーム切手を受け取った渥美巖市長は「基地とは共存共栄であり、市にとって大きな財産」、時藤和夫基地司令は「震災に強い基地にしていく」とそれぞれ語った。

 切手の写真はブルーインパルスに乗って撮影する航空写真家、黒沢英介氏の作品。ダイナミックな空撮をはじめ、東松島市の市花である桜とのコラボもあり、地元ならではの写真を題材にした。切手は26日の東松島夏まつり、27日の航空祭の会場でも販売する。

◆御守に次ぐ第2弾

 羽黒山鳥屋神社(櫻谷隆宮司)の御朱印帳は、表が本殿上空の青空を飛ぶブルーインパルス、裏は航空機の全面と背面をデザインした。丈夫な装丁でサイズは手のひら大。頒布価格は記帳代込みで1800円。

 同神社では震災に負けずに復活を遂げ、地元の空にアートを描くブルーの姿に感銘を受け、昨年1月からブルーの御守を販売してきた。一時は品切れになるほどの人気。禰宜の櫻谷賢一さんは「遠方からの参拝客に石巻地方を好きになってもらえるようなおもてなしをしたかった」と話す。

 御守の購入者からは御朱印帳の要望が多くあり、こうした背景が作製を後押しした。御朱印帳は神社仏閣の社紋を記した帳面。最近は“御朱印ブーム”と言われて久しく、首都圏や京都などの有名どころでは行列ができる人気ぶりという。

 ブルーの御守(700円)は郵送対応するが、御朱印帳は参拝者が対象となる。問合せは同神社(電話22―1423)。

参拝客に頒布しているブルーインパルスの御朱印帳
参拝客に頒布しているブルーインパルスの御朱印帳

最終更新:8月23日(水) 15時49分

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