石巻日日新聞

日本語教室で花見会 桜愛でながら国際交流

国境越え80人春満喫

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年4月25日(木) 22時06分
満開の桜の下でうららかな春を楽しんだ

 国際サークル友好21(三川小夜子代表世話人)は21日、石巻専修大学敷地内で花見交流会を開いた。技能実習生や留学生など石巻地方に住む外国出身者のほか、同大学の学生をはじめとする地元住民も合わせて約80人が集まり、満開の桜の下で笑顔を咲かせた。

 花見会は、同団体主催の外国人向け日本語教室の恒例行事であるとともに、国際交流の機会として地域に広く参加を募っている。

 今回も日本語教室の受講生やその家族、ボランティア講師に加え、英語学習に取り組む同大学のインターナショナル愛好会のメンバーなども参加して大所帯に。国料理など弁当を囲みながら、春のひと時を満喫した。

 昨年末にフランスから来日し、妻の実家がある石巻市蛇田に住むデコルビ・ジルさん(42)は「日本に初めて来たときから花見は大好き。皆で仲良く集まれる機会」と話していた。

 また、インターナショナル愛好会代表の佐藤勇貴さん(20)は「会のメンバーは私も含めて将来的に外国と関わりたい人が多く、こうした場は貴重な経験になる」と語っていた。

最終更新:2019年4月25日(木) 22時06分

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