石巻日日新聞

拡張進む火力発電施設 日本製紙9月1日に火入式

東京の事業者も思案中 県 7月からアセス義務

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2017年8月17日(木) 14時48分
雲雀野地区で建設が進む日本製紙の火力発電施設

 東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故後、原発の稼働率は低下し、火力発電所の割合が高くなる中、石巻市でも日本製紙と三菱商事の運営会社が雲雀野地区の埋立地に建設中だ。平成30年3月の運転開始に向け、9月1日には火入れ式を予定している。このほか東京の発電事業者も市内に進出を模索している。一方、県は電力自由化に伴う火力発電事業の増加に対し、小規模な火力発電であっても地域への累積的な環境影響が懸念されるため、7月に環境影響評価(アセスメント)条例を改正。出力3万キロワット以上の小規模施設を建設する場合もアセスを義務付けた。

タグ:日本製紙
最終更新:2017年8月17日(木) 17時15分

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