石巻日日新聞

日和山・洋菓子店かざみどり

満開のバラ 優雅な装い

石巻市 社会 石巻日日新聞 2017年6月5日(月)
敷地を取り囲むようにさまざまなバラが咲き、美しさを競い合っている

 きょう5日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)。稲や麦などの種をまく時期で、農家が多忙になっていくとされる。同日の石巻地方は、薄く広がった雲から時折青空が見えるさわやかな天気となったがやや肌寒く、午前中の最高気温は石巻市泉町で19・2度(11時51分)と5月下旬並みだった。

 同市日和が丘の喫茶・洋菓子店「かざみどり」(鶯出貴店主)では、敷地内いっぱいにバラが見頃を迎え、咲き誇る美しい花々が多くの人の目を楽しませている。

 同店は「夢乙女」や「アンジェラ」など80種類のバラを植えており、現在は早く咲く約15種類が満開。また、珍しい宿根草もあり、花好きの人たちが散歩の途中などに立ち寄っている。

 鶯出さんは「今年のバラは花が大きめで色も濃い。多くの皆さんに気軽に足を運んでいただき、楽しんでほしい」と話していた。見頃は今月中旬ごろまで続く見込み。

 仙台管区気象台によると、6日以降の石巻地方は気温が低く、週の中頃は曇りや雨などの予報。週末にかけて気温は上昇し、平年より高めに推移するという。

タグ:二十四節気
最終更新:2017年6月8日(木) 10時20分

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