名称は「いしのまき元気市場」
生鮮マーケット6月30日開設
石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2017年5月9日(火) 民設民営の観光交流施設となる(仮称)石巻生鮮マーケットのオープンが6月30日に決まった。名称は「いしのまき元気市場」となり、旧北上川沿いの水辺空間を生かした拠点を担っていく。鮮魚や水産加工品、野菜、パンの直売と地元の味が楽しめるフードコートで構成。中心市街地でのにぎわい創出の拠点を目指していく。
運営会社は(株)元気いしのまき(社長・後藤宗徳石巻観光協会会長)=石巻グランドホテル内=。水産加工関連12社、地元料理店5店、石巻市、関連企業など14社で構成している。施設整備に伴う総事業費は約5億5千万円。国の補助(最大2億5千万円)と金融機関からの借り入れで賄う。
建物は木造一部2階建て商業棟の1階店舗は約1千平方メートル、2階のフードコートは約500平方メートル。鮮魚2店舗、焼き立てパン1店舗がテナントとして入り、石巻産を中心とした水産加工品や野菜は自社で扱う。フードコートでは海鮮丼や地元の魚を使った定食などをそろえる。
「いしのまき元気市場」が建つ中央二丁目11番地区では、旧北上川の堤防整備と合わせて市の「かわまちづくり」計画が進んでいる。市場を拠点とし、周辺では今秋に立体駐車場(220台)、観光バス駐車場(5台)、来春ごろには、かわまち公共施設や交通広場が完成する予定だ。
市場は年間購買客40万人、売上は7億8千万円が目標。元気いしのまきの遠藤泰雄統括マネジャーは「石巻の製品をアピールし、地元の方や観光客に足を運んでもらう施設を目指す。販売を通じて農業、水産業に元気を届けていきたい」と話していた。
なお、同社では社員やパートも募集している。問合せは(電話93―8111)まで。
【写真】建物の外観が完成した
タグ:いしのまき元気市場
最終更新:2017年6月8日(木) 10時37分
新着記事
-
石巻市議会定例会は28日の本会議で、追加提案された本年度の補正予算案を審議した。新型コロナウイルスへの対応をただす関...(続きを読む)2020年3月2日(月) 11時05分
-
政府が26日に新型コロナウイルスの感染拡大防止へ今後2週間の催しについて中止・延期または規模縮小を要請したことを受け、...(続きを読む)2020年3月2日(月) 11時03分
-
石巻市は28日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・亀山紘市長)の第3回会議を市役所で開き、首相の要請に基づき市...(続きを読む)2020年2月29日(土) 10時58分
-
石巻市議会定例会は27日、本会議で新年度の一般会計など予算案を審議した。予算案に関連して空席となっている第2副市長の選...(続きを読む)2020年2月29日(土) 10時53分
-
石巻市立蛇田小学校は26日、溶接などを手掛ける同市大街道東の(株)宮富士工業(後藤春雄社長)で、ものづくり体験を行った...(続きを読む)2020年2月28日(金) 9時16分
-
地域の未来を考える紙面企画「次代への軌跡」では18日から5回、主に石巻市内の中学校に焦点を当てた「部活動の選択肢」をテ...(続きを読む)2020年2月27日(木) 13時03分
-
東松島市は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・渥美巖市長)を開き、要請を受けた大崎市と涌谷町にマス...(続きを読む)2020年2月27日(木) 10時01分