石巻日日新聞

縄張神社大縄引き大会 3校8チームが力勝負 パワフル高校生威勢よく

石巻川開き祭り

石巻市 社会 石巻日日新聞 2019年7月31日(水) 21時03分
初の高校生の部では各校、各部の意地をぶつけた

 石巻川開き祭りの陸上行事で、縄張神社奉納大縄引き大会が行われた。立町大通り商店街では、東西に分かれて綱を引き合う白熱した試合を展開。令和初の今回は高校生の部が新設され、学校や部活動の意地をぶつけた。

 大会は川村孫兵衛翁が北上川を開削する際に測量に用いた縄を同神社に納めたことにちなんで実施。綱引きには大人の部に12チーム、小学生以下の子どもの部に8チーム、高校生の部には石巻、石巻工業、石巻商業の3校から計8チームが出場し、2本先取のトーナメント戦で頂点を目指した。

 高校生の部は部活動単位でチームを組んで参戦。学年混合で4チームを編成した石巻工業ラグビー部のチームの一つ「木田信者」のリーダーである遠藤駿さん(3年)は「部活後に出場チームで総当たりの練習をしてきた。これまで培った力で勝つ」と気合十分。そろいのTシャツ姿で綱を引き、鍛え上げた自慢の力を発揮した。

 試合後は東が勝てば大漁、西なら豊作となる全長150メートルの東西大縄引きも行われた。

最終更新:2019年8月3日(土) 11時08分

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