石巻日日新聞

元気食堂に登場 「麺屋武蔵監修 あら~麺」

名店お墨付きこだわりの味 深いうまみを堪能して

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 3月16日(金) 19時56分
海の幸を盛り込んだ新しい「あら~麺」

 石巻市中央二丁目のいしのまき元気いちば内元気食堂の名物メニュー「あら~麺」が「麺屋武蔵監修 あら~麺」に生まれ変わった。これまでも地元産の魚のアラを使った人気商品だったが、さらにパワーアップして登場。初めての提供となった14日は訪れた人たちが早速注文して味を楽しむ姿が見られた。

 「あら~麺」が誕生したのは、東日本大震災の復興支援で石巻市を訪れていた料理人や寿司職人など、ジャンルを越えて活動を行う「一般社団法人料理ボランティアの会」の発案。同会事務局長を務める渡辺幸祐さんと関東地方を中心に店舗を展開する人気ラーメン店「麺屋武蔵」の矢都木二郎社長が協力し、石巻らしい素材を使った新名物として開発した。魚を加工する際に出るアラをだしに使い、2年の試行錯誤を経て完成。昨年6月の元気いちばオープンとともにデビューした。

 その後もさまざまな改良が加えられて味に磨きをかけてきた。先月、石巻市を訪れた矢都木社長が最終的なチェックを行い、「麺屋武蔵監修 あら~麺」となった。

 これまでとの大きな違いは「追いアラ」と呼ばれる過程。手羽先などで取った動物系スープと、昆布や鰹節、アラで取った魚介系スープをミックスした基本スープに、さらにアラのスープを加えてこれまでよりもうまみを強調した。シンプルな塩味もだしの味わいを引き立てる。

 アラとなる魚がヒラメやタイなど日によって違うためだしの味が微妙に変化するのも魅力の一つとなっている。麺は地元の島金商店が中太ちぢれ麺を提供。具材には石巻産タラのフライと三陸産ワカメとフノリなどを使っている。

 14日は元気食堂に訪れた市民らが“石巻の味”に舌鼓を打つ姿が見られた。向陽町の千葉裕子さん(38)は「アラと聞くと味噌味のアラ汁を想像するが、塩味なのが新鮮。だしのうまみを楽しめる上に、脂っぽくないのでとても食べやすい」と話していた。

 同食堂は21日に「あら~麺を食べようの会」として、通常700円を600円で提供するイベントを行う。限定100食。また、石巻グランドホテルでもアレンジした「あら~麺」を提供していくという。

石巻のこだわりの味に舌鼓を打つ人たち
石巻のこだわりの味に舌鼓を打つ人たち

最終更新:3月16日(金) 19時56分

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