石巻日日新聞

送り盆の伝統行事 鳴瀬流灯花火大会

雨の中でも色鮮やかに

東松島市 教育・文化 石巻日日新聞 8月17日(木) 14時52分 配信
傘を差しながら花火を眺める来場者たち

 第95回鳴瀬流灯花火大会が16日夜、東松島市小野地区の鳴瀬川河川敷などで行われた。あいにくの雨となったが、傘を差した多くの人たちが来場。川面をゆらゆらと流れる灯ろうを眺め、夜空を焦がす約1千発の花火を楽しんだ。

 故人や先祖をしのぶ祭りとして大正時代から続いている伝統行事で、東松島市鳴瀬流灯保存会が主催。東日本大震災後は、震災犠牲者の御霊を慰める「鎮魂と追悼」の意味も含めている。

 この日は低気圧や湿った気流の影響で、断続的に弱い雨が降りしきるあいにくの天候となった。それでも会場には祭りを待ちわびた多くの市民らが訪れた。

 特設会場は鳴瀬川沿いの設置を予定していたが、雨のため小野市民センターのホールに移した。開会行事やステージ発表などは同ホールで実施。オープニングの鳴瀬鼓心太鼓は、雨にも負けない勇壮な音色で祭りに花を添えた。

 鳴瀬川の堤防には、灯ろうと花火を一目見ようと、傘を差した市民が集まった。灯ろうは日没に合わせて約500個を流した。午後7時50分ごろには花火も打ち上げられ、川面は色鮮やかに染まった。

タグ:夏祭り
最終更新:8月17日(木) 17時16分

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