石巻日日新聞

 南太平洋のトンガ諸島で大規模な海底火山の噴火があり、気象庁は16日未明、太平洋沿岸広域に津波警報・注意報を発表した。石巻地方でも避難指示が出され、東日本大震災の記憶を呼び起こすサイレンに、住民は不安な夜を過ごした。最大波は鮎川浜で70センチ(午前2時11分)、石巻港で50センチ(同7時2分)となり、同日午後2時に解除された。県によるとけが人は確認されていないが、東松島市では漁船が転覆しており、漁業被害も懸念されている。

東松島では漁船転覆


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 国指定重要無形民俗文化財で東松島市宮戸の月浜地区の小正月行事「えんずのわり」は14日、地域を回って健康長寿などを祈願する中心行事の鳥追いの日を迎えた。11日から岩屋で煮炊きしてきた中学生2人が約20軒近い家庭を訪問し、地面に木の棒を打ち付けて成就を祈った。

 今年は鳴瀬未来中3年の山内紳太郎さんと同2年小野佑真さんが11日から岩屋で精進料理を炊き、集会所に寝泊まりする生活を続け、鳥追いに向けて身を清めてきた。


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 全線開通した仙台―八戸間の三陸道(三陸沿岸道路)は、仙台東部道路経由で常磐道につながっており、東北と関東の太平洋側を縦につなぐ大動脈が完成した。石巻地方は通り過ぎるだけの交通が増える心配があるが、県内沿岸部のど真ん中。東日本太平洋側の真ん中辺りでもあり、そうした地の利を生かして人を呼び込み、地域の活性化に生かすべきだ。


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 仙台河川国道事務所の資料によると、石巻地方から北の気仙沼市にかけた三陸沿岸エリアでは、東日本大震災後の新規立地企業の8割が、三陸道(三陸沿岸道路)のインターチェンジ(IC)から5キロ圏内にある。一方、石巻女川ICから近いセイホクパーク石巻(石巻市総合運動公園)では県内、東北から集まるスポーツの大会が増加。将来を展望した時、IC近接地には大きな可能性がある。


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 石巻署は13日、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したセブンイレブン石巻あゆみ野店(伊藤英之店長)と、従業員の小出綺恵さん(28)に感謝状を贈った。

 昨年12月22日、店に80代の男性が訪れ、電子マネー3万円分を購入しようとした。特殊詐欺被害を懸念し、小出さんが声掛け。男性は「届いたメールに記載されていた番号に連絡したら、NTTの未納があるので電子マネーを購入するよう指示された」と打ち明けたという。


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