石巻日日新聞

 石巻川開き祭りは人口減少や社会環境の変化に加え、復興が進んだことでの課題が浮上しているという。祭実行委員会から諮問を受けた各部の代表者による検討委員会は昨年5月、これまでの日にち固定から週末開催を調整し、花火大会の打ち上げ会場を震災前と同じ上流側に戻すよう答申した。

 さかのぼると、大正5年の第1回は8月18日。盆に各地であった水難供養の川施餓鬼(かわせがき)を統一し、そこに石巻発展の礎を築いた川村孫兵衛の報恩感謝の意味を加えて住吉公園で花火や流灯が行われた。


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 人気俳優の佐藤健さん、阿部寛さんが共演する映画「護られなかった者たちへ」(10月1日公開)に、石巻市の(株)宮富士工業(後藤春雄社長)が実名で登場する。劇中、佐藤さんが働く会社であり、7月26日に仙台市内での特別試写会に招かれた後藤社長(74)は「業界のイメージアップになるほか、石巻の風景も随所に出てくる」と一般公開を楽しみにした。

 映画の舞台は東日本大震災から10年目の宮城。不可解な殺人事件が相次ぐが被害者は誰もが慕う人格者。容疑者として捜査線上に浮かんだのは、別の事件で刑期を終えて出所したばかりの利根(佐藤さん)。刑事の笘篠(阿部さん)は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていたー。


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 「ちびっ子ユーチューバーが行く!謎解きたから探しツアー」が1日、石巻市住吉町の大島神社など3カ所で行われた。小学生がユーチューバーを体験しながら仕掛けられた謎を解き、楽しみながらまちの歴史や魅力を学んだ。

 一般社団法人石巻青年会議所(沼倉勝哉代表理事)が主催し、実施主体は同まちづくり広報委員会(伊勢瑛委員長)が担った。学びと遊びを融合させ、その様子を収めた動画を投稿サイトの「YouTube」で公開する企画。小学生の将来の夢で上位にあるユーチューバーの体験で関心を引き寄せた。


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 石巻市美術展などに何度も出品、入賞している彫刻家の佐々木巖さん(77)が新作を完成させた。コロナの影響で昨年中止になった石巻美術展は2年ぶりの開催が決定(10月23-30日、マルホンまきあーとテラス)。石巻市水明北の自宅の別棟を私設展示館としている佐々木さんは「興味のある人はぜひ見てほしい」と出品前の三作品鑑賞を呼び掛けている。

 完成したのは「無限龍」「夫婦鯉(メオトコイ)」「ひまわり」の3作品。龍は高さ約1メートルで今にも動き出しそうな胴が8の字になっており、無限大のマークに似ている。2匹のコイは丸々として今にも飛び跳ねそう。龍や鯉のウロコ、ひまわりの花びら一枚一枚は丁寧に溶接されており、鉄とは思えないほど。


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 長い歴史があり、石巻地方最大の夏祭りである石巻川開き祭りは、昨年の97回に続き、98回の今年も花火大会や陸上パレードなど主要な行事が見送りとなった。石巻市や石巻商工会議所などで構成する祭実行委員会は、国や県の指針をもとに新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインを作成して開催の可否を検討してきたが、多くの人出に対応するのは困難と判断した。

 近年の川開き祭りは7月31日から2日間の日程で行ってきた。実行委は昨年4月、地元で感染確認はまだなかったが、東北各地で相次ぎ祭りの中止を決めたことや、参加者・観覧者の安全を第一に考え、主要行事の中止を決定。今年は1日間に規模を縮小しつつ、東京五輪の期間を避けた今月21日の開催を目指すことにした。


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