石巻日日新聞

 1年で最も寒い時季とされる二十四節気の大寒(20日)を前に19日、女川町針浜の水産加工会社「ヤマホンベイフーズ」で、サンマの天日干しがスタートした。下あご部分に串を刺し、列にしたサンマ約6500匹がやぐらにかけられ、寒風でうまみを凝縮させていく。作業は3月末まで続く。

銀色の魚体がカーテンのように寒風になびいている

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 一般社団法人石巻圏観光推進機構(後藤宗徳代表理事)が主催するМaaS(マース)実証実験「海街めぐり」モニターツアーが15―16日にあった。石巻市の田代島、牡鹿半島の鮎川浜を巡り、2日目は金華山に渡る予定だったが、トンガ沖で発生した海底火山の噴火による津波注意報発表で、2日目の行程は中止となった。

 ツアー最初の作業はチケット予約。「海街めぐり」のアプリを取得した後、2日間で乗船する4つの船便を予約した。スマートフォンで思ったほど苦労せず、間違ったチケットもキャンセルして取り直すことができた。


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 トンガ沖海底火山の噴火により石巻市で最大70センチを観測した津波で、津波注意報の発表とともに自動で閉まる陸閘(りっこう)のうち、雄勝町名振の1カ所で不具合が生じ、開いたままとなった。

 不具合があったのは、名振漁港の防潮堤にある陸閘のうち西側の1カ所。人や車が通れるよう普段は開いているが、Jアラート(全国瞬時警報システム)などと連動し、津波注意報や警報発表時には自動で扉が閉まる仕組みだった。


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 南太平洋のトンガ諸島で大規模な海底火山の噴火があり、気象庁は16日未明、太平洋沿岸広域に津波警報・注意報を発表した。石巻地方でも避難指示が出され、東日本大震災の記憶を呼び起こすサイレンに、住民は不安な夜を過ごした。最大波は鮎川浜で70センチ(午前2時11分)、石巻港で50センチ(同7時2分)となり、同日午後2時に解除された。県によるとけが人は確認されていないが、東松島市では漁船が転覆しており、漁業被害も懸念されている。

東松島では漁船転覆


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 国指定重要無形民俗文化財で東松島市宮戸の月浜地区の小正月行事「えんずのわり」は14日、地域を回って健康長寿などを祈願する中心行事の鳥追いの日を迎えた。11日から岩屋で煮炊きしてきた中学生2人が約20軒近い家庭を訪問し、地面に木の棒を打ち付けて成就を祈った。

 今年は鳴瀬未来中3年の山内紳太郎さんと同2年小野佑真さんが11日から岩屋で精進料理を炊き、集会所に寝泊まりする生活を続け、鳥追いに向けて身を清めてきた。


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