石巻日日新聞

 3密回避、マスク着用、手洗い・消毒の徹底は、この半年間に何度も繰り返されたコロナ感染予防策だ。今から約140年前の明治のコレラ流行時でも患者が触ったものの消毒の徹底や群集禁止などの措置がとられた。腐敗した食べ物(魚介類、野菜、果実など)や不衛生な水が原因ともされることから、近隣地域で患者が出た場合、衛生委員は管内町村に「飲食注意」を呼び掛けた。【平井美智子】

 水については、戸塚貞輔という篤志家の逸話が残されている。
 米穀や生糸の売買で名を挙げ〝石巻地方随一の豪商〟と呼ばれた戸塚は、コレラと飲用水との関係に着目。仲間と1千円(現在の金額で2千万円相当か)を投じて旧市役所裏(日和が丘)に深さ40㍍もある大きな井戸を掘った。昭和46年発行の石巻市医師会史では「この井戸は昭和の初期まで戸塚井戸と称されて住民の予防衛生に貢献している」と伝える。


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 石巻市の牡鹿半島を主な舞台に隔年で総合芸術祭を開いている一般社団法人リボーンアート・フェスティバル(RAF)=石巻市=は6月29日、平成29年の初回で食のプロジェクトとして設立した鹿肉処理加工施設「FERMENTO(フェルメント)」で処理した鹿肉を用いた「シャルキュトリー(食肉加工品)4種セット」をオンラインで発売した。食肉加工に精通したシェフとの共同で生のチョリソとソーセージ、ハンバーグ、トマトカレーが楽しめる。価格は送料、税込みで5300円。【近江  瞬】

 同施設は、RAFが牡鹿半島で駆除されるだけだったシカの命を少しでも循環させることを目的に設立。今回は、同施設の食猟師である小野寺望さんが展開する「アントラークラフツ」で手掛けた牡鹿半島の鹿肉を、千葉県木更津市のサスティナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」の岡田修シェフが加工して商品に仕立てた。


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 石巻市で3日に新型コロナウイルス感染者が初めて確認され、週末の4―5日は、スーパーマーケットなど商業店舗は普段と変わらぬ人出となったが、石巻地方の観光施設では入り込み数が鈍るなど警戒感が見られた。感染確認された20代女性が勤務するイオンモール石巻専門店「ヘアサロン シック・アムール」によると、濃厚接触者のうち、少なくとも女性が担当した客と従業員には陽性患者がいなかったことが6日までに分かった。【山口紘史】

 石ノ森萬画館の来館者は、6月27―28日の土、日曜日に約700人だったが4―5日の週末は約500人。同館を運営する(株)街づくりまんぼうの木村仁専務執行役員(52)は「市内での感染者発生の影響かどうかは判断できないが、首都圏の感染拡大も含めて出控えにつながっているのかもしれない」と話す。


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 県は3日、石巻市内に住む20代女性会社員と50代女性アルバイトが新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内の感染者の確認は初めて。いずれも県内の感染症指定医療機関に入院したが、重篤な状態ではなく、県が濃厚接触者の有無を調査している。これを受けて石巻市は同日、臨時の対策本部会議を開催。健康相談窓口を土日・祝日も開設することを決めた一方、社会・経済活動と感染拡大防止の両立を図る国の方針に合わせ、現状では改めて学校の臨時休校や公共施設の臨時休館措置などを行わないこと決めた。【山口紘史、熊谷利勝】

 県の発表によると2人は知人同士で、6月27―28日に観光目的で東京都を訪問していたという。20代女性は6月30日にせきと38度台の発熱の症状が現れ、7月2日に帰国者・接触者外来を受診し、検査で陽性と分かった。一方、50代女性は1日に38度台の発熱と体のだるさを訴えて2日に同外来を受診し、翌日に陽性が判明した。


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 石巻市南境の金蔵寺周辺を流れる沢で、今年もゲンジボタルが舞い始めた。夏の闇夜に浮かぶ淡い黄色の光が幻想的な光景を演出している。【山口紘史】

 ホタルが鑑賞できるのは、金蔵寺前から県道沿いに合流する約700㍍間の沢。6月末ごろから飛び始め、梅雨の晴れ間となった3日夜もたくさんのホタルが飛び、地域住民の目を楽しませた。


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