石巻日日新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大後2度目の黄金週間(GW)を迎えた石巻地方。ワクチン接種が進んでいないことに加え、外出自粛やまん延防止等重点措置なども出されていることから、地域外からの客足は減っている。一方、主要観光施設には石巻圏域内に住む家族連れの姿が幾分多く、「地元で楽しめるところ」を選択して休暇を楽しむ意識が広まっているようだ。

 感染防止措置で昨年のGWを休館とした石ノ森萬画館も、今年は施設入り口での消毒徹底など対策を講じることで、市内外から観光客を受け入れた。石巻市かわまち交流センター前にはマンガロードを紹介する「まちなか案内所」も設け、萬画館へと続く通路上にも、キャラクターなどに関するクイズを置き、施設内外で楽しめるよう工夫した。


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 東松島市地域おこし協力隊で、サンドアーティストの保坂俊彦さん(47)がJR矢本駅前で制作していた砂像彫刻の一部が、1日の地震で崩れた。完成間近だった砂像の上部が崩れ落ちたため、6日に予定されていたお披露目は延期されることになった。【本庄雅之】

 石巻地方で最大震度5強を観測したのは1日午前10時27分ごろ。保坂さんは現地で作業中だった。保坂さんによると、過去に茨城県で制作中に震度4の地震があったが、その時は持ちこたえた。「揺れが長かったこともあるし、震度5には耐えられなかった」と残念がる。


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 任期満了に伴う東松島市長選は、現職の渥美巖氏(73)が無投票再選し、市政の継続が決まった。新型コロナ禍で地域経済は日々疲弊しており、継続的な支援を望む思いも無投票に表れた。市は本年度から独自に作り上げた総合計画を羅針盤に各種施策を進めている。人口減少社会で自治体間競争は始まっており、魅力ある定住・交流・活動人口の拡大に向けて施策の実行が求められるため、手腕が試されるのは、むしろ今後の4年間と言える。【横井康彦】

 渥美市長は旧矢本町役場職員を28年、県議会議員を22年務めた経験が生き、平成29年の市長選初当選からスムーズな行政運営にあたることができた。持ち前の行動力と国や県との太いパイプを武器に、スピード感を持って実績を残し、震災復興事業はハード面の整備がほぼ完了した。


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 1日午前10時27分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、石巻市などで最大震度5強を観測した。津波の心配はなく、石巻地区消防本部によると午前11時半現在、けが人など被害の情報は入っていない。新型コロナへの警戒が続く黄金週間であり、近場や自宅で過ごすささいな休暇は緊張感に包まれた。

 気象庁によると震源の深さは51キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8と推定される。この地震で気象庁は緊急地震速報を発表。石巻市桃生町で震度5強を観測した。石巻地方で5強を観測したのは、3月20日以来となる。


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 石巻市の市長が12年ぶりに交替し、齋藤正美市政が始動した。東日本大震災復興をけん引してきた亀山紘前市長(78)の後継指名を受け、市政の継承、発展を唱えた齋藤氏(66)。復興の先へ具体的に何をどう取り組んでいくのか。選挙戦で掲げた公約を見ていく。

 元県議の齋藤氏は自民、立憲民主の推薦を受け、25日に投開票された市長選で新人4人の争いを制した。当選後のインタビューで齋藤氏は、新型コロナウイルス禍の1日も早い収束と、コロナで打撃を受けた地域経済の立て直しを上げた。


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