石巻日日新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大対策に伴う臨時休校と春休みを経て、石巻地方の小中学校で1カ月以上ぶりに学校が再開した。8日は各校で新年度の始業式が開かれたが、いずれも感染対策を講じた上での異例対応。多くの学校は体育館で転入教諭らの着任式を簡潔に行った後、始業式は各教室で校内放送に代えられるなどの措置が取られた。それでも校舎にはマスク姿で登校した子どもたちの元気な声が響いていた。【近江  瞬】

 県内で感染が拡大する中、県は県立中学、高校の再開を15日に延期。感染者が出た地域やその近隣自治体の小中学校でも再び臨時休業の対応がとられている。石巻地方では近隣自治体を含めて感染者が確認されておらず、予定通り8日から再開した。


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パトロールと街頭指導重点

 東松島市は8日、「春の交通安全県民総ぐるみ運動」(6―15日)に合わせ、市役所前で出動式を開いた。石巻署や関係団体から約100人。新型コロナウイルスの感染拡大防止で期間中の啓発イベントが中止となる中、見守りや交通指導を通じて事故のない安全安心な地域を目指そうとパトロールに出発した。【渡邊裕紀】


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 県内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県教委は石巻地方を含む県立高校の臨時休校期間を春休み明けの14日まで延長することを決めた。石巻市教委も市立桜坂高校の学校再開を15日に先延ばした。小中学校は仙台市などで休校延長が判断された一方、周辺自治体を含めて感染者が確認されていない石巻地方の各教委は予定通り8日からの学校再開としており、対応の差に児童生徒や教諭から不安の声も聞かれる。【近江  瞬】

 県内小中高校の学校再開は当初、いずれも7、8日を予定していたが、感染者が確認された自治体や学校などで休校期間を延長。県教委も6日、県立中学、高校で14日まで、県立特別支援学校で19日までの延長を決め、臨時休校中の部活動の自粛も求めた。石巻市教委でも公共交通機関を使い広範囲から通学する生徒がいるため、桜坂高校の学校再開を15日まで先延ばしとした。


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 英国ウェールズ出身の作家で環境保護活動家として知られ、東松島市のふるさと復興大使を務めるC・W・ニコルさんが3日、直腸がんのため、長野県の病院で亡くなった。79歳だった。ニコルさんは東日本大震災後から子どもたちの心のケアに取り組み、同市での森づくりに力を注いできた。【横井康彦】

 ニコルさんは17歳でカナダに渡り、海洋哺乳類の調査研究にあたり、昭和37年には空手を学ぶため日本に初来日している。同55年に長野県に拠点を構え、小説家、環境保護活動家としての活動を本格化。平成7年には日本国籍を取得し、一般財団法人C・W・ニコル・アファンの森財団の理事長などを務め、全国で森や里山の再生活動に尽力した。


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 商業捕鯨の再開で5日、32年ぶりに石巻市鮎川を拠点とするミンククジラ漁が開始された。日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退により、昨年7月から31年ぶりに商業捕鯨を再開したが、その時期の操業は北海道釧路沖が中心であり、鮎川に陸揚げはなかった。初日は石巻漁港西港から3隻が出る予定だったが、強風のため、7日早朝に変更した。鮎川を拠点とする金華山沖でのミンククジラの商業捕鯨は、北上の状況にもよるが、おおむね4月末ごろまでという。【渡邊裕紀】

 今年の商業捕鯨は金華山沖が最初の沿岸操業となり、エサのイカナゴなどを追って北上するミンククジラを捕る。捕獲枠はクジラの種類で異なり、ミンククジラは100頭で昨年と同数。クジラを見つけ次第捕獲する調査捕鯨とは違い、商業捕鯨は個体状態を選別して獲ることができるほか、船の運用も効率的にでき、燃料費が節約できるという。


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