石巻日日新聞

東松島市 「らくらく号」 土曜日運行の実証実験へ

10月から利用調査開始

東松島市 社会 石巻日日新聞 2019年8月27日(火) 19時20分
予約者を自宅から目的地まで運ぶ「らくらく号」

 東松島市の乗り合い型タクシー「らくらく号」は、平日運行に加えて10月5日から土曜日運行の実証実験を開始する。今のところ令和2年3月まで土曜日運行を実施し、利用状況を分析していく。

 らくらく号は、事前予約者を対象にした公共交通システムで、予約者を自宅などから目的地(同市内限定)まで運ぶサービス。主に通院や買い物、駅への乗り継ぎなどが目的であり、交通弱者の高齢者を中心に1日約100人が使う。

 現在は平日のみ運行しているが、市ではこれに加え、10月5日から土曜日運行の必要性を検証する実証実験を始める。平日同様、土曜日にらくらく号を運行し、利用状況や費用対効果を調査。一定数の利用があれば令和2年度以降も土曜日運行を継続する考えだ。

 利用対象者は市民と同市に通勤通学している人で、自分で車の乗り降りができる人。利用には市役所で事前登録が必要。運行時間は午前8時15分―午後4時45分(30分ごと)。料金は大人300円、小学生100円、区域により、最大で大人600円、小学生200円になる場合もある。

 問合せは市復興政策課地域振興班(82―1111・内線1232)。

最終更新:2019年8月27日(火) 19時20分

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