石巻日日新聞

カッパ座公演 東松島で「オズ」上演

人形が織り成す物語

東松島市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年6月27日(木) 14時24分
オズの国での冒険を人形たちが表現

 等身大ぬいぐるみ人形劇「劇団カッパ座」=大阪府富田林市=の公演「オズのまほうつかい」が先日、東松島市コミュニティセンターで開かれた。児童文学の名作を親しみあふれる人形たちが表現し、親子を楽しませた。

 カッパ座は全国で年間1千回にも及ぶ公演を実施。各地でのステージは地域の有志による「カッパ友の会」が共催し、石巻地方でも30年以上前から行われている。

 今回は小さな子ども連れの家族ら約200人が来場。会場の全員で「約束守ろう、仲良くしよう、あいさつしよう」と劇団の合言葉に声を合わせた後、劇がスタートした。

 魔法の国に迷い込んだ少女ドロシーがかかし、木こり、ライオンと出会い、それぞれの願いを求めて旅する有名な物語。人形たちは動きや表情も豊かにステージを動きまわった。客席に飛び出す場面もあり、子どもたちは人形とのふれあいに目を輝かせていた。

最終更新:2019年6月27日(木) 14時24分

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