石巻日日新聞

鹿又小で航空写真 145年の節目にパシャ!

全校児童が人文字

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2018年6月9日(土) 14時20分
児童と教員で作った人文字(提供・国際総合企画(株))

 県内にできた第1号の小学校である石巻市立鹿又小学校(相沢進校長、児童166人)で5月29日、創立145周年記念の航空写真撮影が行われた。晴天の下、校庭で全校児童と教員が「145 鹿又小」の人文字を作り、節目を祝う一枚を撮った。

 同校は明治6年に鹿又地区の寺を仮教場に創立。前年の学制発布で、この時期には多数の小学校が生まれたが、県内では日付の上で鹿又小が最も早くに開校したとされる。

 同校での航空写真の撮影は平成6年の現校舎落成記念以来で、今回は周年行事プロデュースなどを行う東京都の企業が手掛けた。

 文字ごとに赤、ピンク、水色、青のエプロンを身に着けて校庭に集まった児童たちは、隊列を確認し「エイエイオー」の掛け声で本番を待った。撮影用セスナがやってくるとじっと人文字作りに徹し、終了後にはバンザイをして喜び合った。

 相沢校長は「子どもたちの思い出になった。県内第1号の小学校の歴史と伝統を踏まえつつ、夢と感動のある学校づくりを進めていく」と話していた。

 なお、この日は蛇田小学校でも145周年と新体育館落成、校舎の老朽化対策工事完了を記念した航空写真撮影があった。

タグ:鹿又小学校
最終更新:2019年5月12日(日) 11時52分

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