11月は地場産品記念日 かまぼこ(15日)、牡蠣(23日)

合庁の関連企画にぎわう 今週末は石巻かき祭り

石巻市 政治・経済 阿部 達人 2019年11月22日(金) 9時56分配信
地元の味を楽しんだ水産の日イベント

 11月は「かまぼこの日」(15日)、「牡蠣の日」(23日)と石巻地方の地場産品にまつわる記念日があり、関連イベントも活発に開かれている。20日には2つの食材がテーマの県主催行事が石巻合同庁舎であった。23日は魚町の石巻市水産総合振興センターで「石巻かき祭り」が行われる。

 「かまぼこの日」はかまぼこ製品に関する国内最古の文献記載が1115年であることにちなみ制定。「牡蠣の日」は、日頃の疲れを栄養豊富なカキで癒やすようにと勤労感謝と同じ日になっている。

 県は毎月第3水曜日を語呂合わせで「みやぎ水産の日」とし、PR活動を展開している。その時期の旬を食材としており、20日はかまぼことカキが主役。石巻フードツーリズム研究会おでん部会の企業は自慢の製品を販売したほか、各社の練り物を一皿にしたおでんも振る舞った。

 石巻市あゆみ野の小田島たけ子さん(73)は「水産の日がいつも楽しみ。地元のかまぼこは魚の風味があってやはりおいしい」と笑顔を見せた。

 23日は午前9時から同振興センターで「石巻かき祭り」が開かれる。殻付き蒸しガキ6個入りとむき身の鉄板焼きは、それぞれ300円で販売。カキご飯(300円)、ノリカキ汁(200円)を提供するほか、仲買業者が生カキを特価で売る。いずれもなくなり次第終了。

 1千円以上の生カキ購入で地場産品が当たる抽選会に参加できるほか、獅子舞や和太鼓などの演芸披露も行われる。時間は午後2時まで。石巻駅前から無料シャトルバスも出る。

 問合せは県漁協石巻市東部支所(90―2131)。

最終更新:2019年11月22日(金) 9時56分

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