石巻市新橋 森芳春荘 14日まで夜間一般公開

癒やしの庭園 秋の美彩

石巻市 教育・文化 山口 紘史 2019年11月14日(木) 8時49分配信
ライトアップされた日本庭園が心安らぐ空間を作り出している

 日本庭園の深い趣を感じてもらおうと石巻市新橋の「森芳春(もりほうしゅん)荘」の夜間一般公開が12日から始まった。多くの見物客が日本家屋と庭園の調和のとれた和の空間を楽しんだ。観覧無料、時間は午後5―8時。14日まで。

 森消化器内科外科の森芳正院長(69)が医院に隣接する私有地を活用して整備した約3300平方メートルの私設庭園。春は昼間、秋は夜間に公開しており、紅葉したモミジなどを約370個の発光ダイオード(LED)照明で浮き立たせ、幻想的な雰囲気を作り出している。

 園内中央には小舟の浮かぶ池があり、初日は夜空に浮かぶ満月が鮮やかに反射して彩りを加えていた。また会場では茶の提供(300円)もあり、人々が心を癒やしていた。

 森院長は「みなさんに楽しんでもらえれば何より。秋の深まりを心ゆくまで感じてほしい」と話していた。

最終更新:2019年11月14日(木) 8時49分

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