石巻日日新聞

ツール・ド・東北 約4千人沿岸部を快走

ペダルこいで復興応援

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 9月17日(火) 9時08分
サイクリストが一斉にスタートした

 自転車で東日本大震災の被災地を巡る「ツール・ド・東北2019」が14―15日、石巻市などを舞台に開催された。約4千人のサイクリストが景観豊かな沿岸部の計7コースを快走。新設された「仙台発奥松島グループライド」では、東松島市の宮戸地区の景色や名物ののりうどんなどを味わい、休憩所では地域住民と交流した。

 ツール・ド・東北はタイムを競わないサイクルイベントとして平成25年から始まり、今年で7回目。14日は福島県が舞台の1コース、15日は石巻専修大学や仙台市を発着に石巻市の北上、雄勝、女川町、気仙沼市、南三陸町などを走る65―210キロの計6コースが設けられた。

 同大学では亀山紘市長やジョセフ・M・ヤング駐日米国臨時代理大使らが選手を激励。号令で一斉にスタートすると、沿道で市民らが手旗を振りながらサイクリストたちを応援した。

 奥松島グループライド(65キロ)では、約100人のライダーが7班編成で仙台市を出発。塩釜から遊覧船に乗って奥松島の景観を楽しみ、宮戸地区で下船後、復興再生多目的施設「あおみな」でのりうどんの昼食、旧野蒜駅では語り部ボランティアから震災当時の状況や教訓を学び、ゴールとなる同大学を目指した。

 仙台市から初めて参加した会社員の結城孝博さん(50)は「このイベントに合わせて自転車に乗り始めた。車では気付かない地域の魅力があり、来たことのない場所、おいしい料理に出会えた」と満喫していた。

最終更新:9月17日(火) 9時08分

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