石巻日日新聞

石巻図書館新サービス 出張形式で本を身近に

渡波公民館で隔週火曜

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 9月7日(土) 8時44分
地域住民が早速、 利用に訪れていた

 石巻市図書館(武山雄子館長)は、先月で運行を終えた移動巡回図書館「ひより号」に替わるサービスで新たに出張図書館の取り組みを始めた。図書館から離れた地域に暮らす市民にも図書に親しむ機会を提供することが目的。まずは隔週火曜日に渡波公民館2階図書室で始め、初回の3日は早速、近隣住民が利用に訪れた。

 図書館が東日本大震災後の仮設住宅などで行ってきた巡回図書館は、仮設入居者の減少などに伴って先月末で終了。一方、なかなか図書館に足を運ぶことのできない高齢者や遠方住民のための新たなサービスを探ってきた。

 出張図書館の初回は渡波公民館で実施。幅広いジャンルの約60冊の本を用意し、職員2人が対応した。移動図書館では用意された図書のほか、予約した本を次回の開催時に受け取ることができ、この日も「読み聞かせのための童話をいくつか選んで持ってきてほしい」という要望に丁寧に対応し、高齢者をはじめ9人の住民の利用があった。

 同市渡波の女性(81)は「羽黒町にある図書館に行くには汽車代に加え、坂道が辛いのでタクシー代とお金がかかる。こうして近くで予約もできれば本当に便利」と喜んでいた。

 移動図書館は午後1―2時の1時間で、1人最大10冊まで借りることができる。次回は9月17日で、以降は隔週火曜日に行う。問合せは石巻市図書館(93―8635)まで。

最終更新:9月7日(土) 8時44分

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