石巻日日新聞

石日旗争奪少年野球 令和最初は激戦模様に

27チーム出場 鹿又は初

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年5月16日(木) 19時55分
第61回石日旗少年野球 トーナメント

 石日旗少年野球大会は今年で61回目を迎える県内屈指の大会。昨年の記念大会は石巻小レッドベンチャーズと稲井マックスが激突し、引き分け再試合で石巻小が勝利し、平成最後の大会を締めくくった。昨秋の石日杯新人大会では中津山ツイスターズが優勝した。果たして令和最初の大会はどんなドラマが生まれるのか。

 大会は石巻地方から27チームが出場し、トーナメント戦で優勝旗を目指す。選手宣誓を決める抽選は、各チームの主将がテーブルに並んだ封筒を1枚ずつ選び、同時に開封。大曲ドリームズの鈴木悠利主将(11)に決まった。

 鈴木主将は、4月に東松島市であった第21回ヤッくん杯争奪少年野球大会でも選手宣誓を務めた。「また自分に決まってびっくり。チームと全選手の代表として令和最初の大会の宣誓をしっかりと務めたい」と意気込んでいた。

選手宣誓の当たりくじを引いた大曲の鈴木主将
選手宣誓の当たりくじを引いた大曲の鈴木主将

 今年は昨年より1チーム多い27チームが出場。注目は昨年の石日旗優勝チームで、今年のヤッくん杯も制した石巻小レッドベンチャーズ、成熟したバッテリーを置く大谷地二俣野球スポ少、守備力に定評のある牡鹿・鹿妻DEERなど。力のある選手をそろえる大街道キッズ、前谷地小笠松クラブ、大曲ドリームズも上位をうかがう。

 また中里ブルーシャークス、貞山ファイターズ、開北小オークスの3チームは、合同で石巻ベースボールクラブとして参戦。選手層は厚い。昨年創部した鹿又ベースボールクラブは初出場となり、令和の始まりとともに新たな歴史を刻む。

最終更新:2019年5月16日(木) 20時01分

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