石巻日日新聞

東北電力図画コンクール 女川町から巡回展示中

海に広げた無限の想像力

女川町 教育・文化 石巻日日新聞 2019年1月30日(水) 14時28分
個性と想像力にあふれる200点を展示

 想像の海の生き物をテーマとした「第17回東北電力図画コンクール」の作品が、2月3日まで女川町役場庁舎内で行われている。1次審査を通過した200点が展示され、個性あふれる生き物たちが会場を彩っている。3月中旬まで石巻地方で巡回展示する。

 東北電力女川原子力発電所の主催し、平成14年から石巻地方の小学生以下が描いた作品を公募している。今年は過去最多の5546点が出品。住民投票と審査委員の選出で決定した27点の入賞作を含む1次審査通過作品を展示した。

 最優秀賞は万石浦小4年の内海和紗さんが描いた「色々な時代を映す映写機フィッシュ」。他の作品も想像の生き物の設定をしっかり固め、構図や色使いにこだわった作品が目を引く。大きな海に広げた子どもたちの豊かなアイデアが楽しめる展示だ。

 巡回展示は石ノ森萬画館が2月9―13日、蔵しっくパークは3月9―14日に実施する。問合せはコンクール事務局(53―3410)。

最終更新:2019年1月30日(水) 14時28分

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