コバルトーレ女川 9日午後1時キックオフ
下位直接対決の大一番
女川町 スポーツ 石巻日日新聞 2018年9月8日(土) 14時45分JFL(日本フットボールリーグ)セカンドステージ第7節が8―9日に開かれる。年間順位で16チーム中15位のコバルトーレ女川は、9日午後1時からホームのみやぎ生協めぐみ野サッカー場A=利府町=で14位のFCマルヤス岡崎との下位直接対決に臨む。チケットは当日一般1千円(前売り800円)、小中高校生500円(同300円)。
最終更新:2018年9月8日(土) 14時45分
次代への軌跡 「少子高齢化による石巻市の人口減少」
平成17年の合併時に17万人いた石巻市の人口は減り続け、今や14万人ほど。東日本大震災の被害の大きい地域の減少が目立つ。しかし、そうでない地域でも町内会など自治会活動の実働を担う人が高齢化し、継続に支障が出てきている。
※執筆担当記者へご意見、ご感想をお寄せください。
企画連載「次代への軌跡」は、地域の今を未来への軌跡の起点としてとらえ、各分野における課題と思われる事象について、記者一人一人が向き合い、読者の皆様と一緒に考えていくきっかけにしていくコーナーです。
働く人が減るということは、稼いだお金を使う人が減ること。つまり、経済が縮小するということだ。商店の経営環境は厳しくなる。企業のもうけが減れば市の税収も減り、行政サービスが低下するおそれもある。補助金が投入される住民バスや路線バスをはじめ、公共交通は現状のままでの維持が困難になってくる。
施策の実績や進ちょくは毎年度に推進会議などが点検、評価。これはあくまで個別の施策の話であって総合戦略が100%達成できたとしても、人口減少が抑制できる保証はどこにもない。市の担当課は「どんな施策が将来につながるのか、とにかくやってみないと分からない」と話す。
そこで重要になるのが、観光客などの交流人口の拡大。そこに住まなくても他から行き来する人が増えれば街は活性化する。昨今注目されるのは、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」。震災の支援をきっかけにした交流が広がった石巻市は、受け入れを増やす下地がある。
人口減少しても活力あるまちを目指すべきだろう。人が減るということは、一人一人の活躍の場が広がるということ。個人の仕事や学業に専念するばかりでなく、多くの人がまちづくりや身近な地域の活動に参画していくことを提言したい。
新着記事
-
東日本大震災の津波で被災した東松島市大曲浜地区の県立都市公園矢本海浜緑地の復旧に伴い、公園内で整備が進む「矢本海浜...(続きを読む)2月22日(金) 14時39分
-
障害を持った人たちが「音」を通じて相互理解と交流を図る「音を楽しむカフェ」が23日午前10から東松島市の蔵しっくパーク...(続きを読む)2月21日(木) 14時12分
-
宮城交通(株)=本社仙台市泉区=は、4月1日から仙台市交通局が発行するICカード乗車券「icsca(イクスカ)」をグ...(続きを読む)2月21日(木) 14時11分
-
19日は二十四節気の雨水(うすい)。雪が雨に変わり、雪解けの始まる頃とされる。石巻市泉町では正午までの最高気温が6.3度...(続きを読む)2月19日(火) 14時11分
-
平成30年分所得税などの確定申告の受付が18日、全国一斉に始まった。石巻税務署(佐々木匡之署長)=石巻市千石町=でも3月...(続きを読む)2月18日(月) 14時25分
-
東日本大震災からの復興期間終了後、新しくなった公共施設の維持管理費や少子高齢化による福祉関係費が増大する一方、市税...(続きを読む)2月16日(土) 15時57分