石巻日日新聞

石巻市 平成30年賀詞交歓会 各界から700人参加

ワンランク上の1年に

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 1月6日(土) 14時50分
前進の年を祈念して乾杯する出席者

 石巻市の平成30年新年賀詞交歓会(市・石巻商工会議所主催)が5日、石巻グランドホテルで開かれ、産業経済、政治行政、教育文化などから約700人が出席した。今年は市震災復興基本計画の「発展期」がスタートする初年度。出席者は戌(いぬ)年に合わせ、“ワン”ランクアップの1年を誓った。石巻の知名度を高めた「第11回いしのまき大賞」では6団体、個人を表彰した。

 年頭あいさつで亀山紘市長は「人口減少を抑制し、持続可能なまちとするためには、震災前の活力だけでなく地域の価値を高めていくことが必要。官民が一体となり、ふるさと石巻の発展に向け、前進する年としたい」と決意を込めた。

 商議所の浅野亨会頭は「間もなく震災から8年目に入り、復興計画も大詰めとなる。もう一度、震災直後の気持ちを思い出し、立ち向かうパワーを呼び起こしてほしい。皆さんの頑張りに期待したい」と語った。

 その後、安住淳衆議院議員、愛知治郎、和田政宗両参議院議員の祝辞に次いで丹野清市議会議長の乾杯の音頭で懇談に入った。

 出席者は今年の抱負を語りつつ、経済再生や市政課題を話題にしたり、復興加速に向けた知恵を出し合ったりしていた。

◆第11回いしのまき大賞 6団体・個人を表彰

 石巻の知名度を高めた功績者に贈る「いしのまき大賞」。11回目の今年はスポーツや産業振興、復興支援などに力を注いだ6団体・個人が選ばれ、賀詞交歓会の中で表彰された。

 いしのまき大賞は石巻商議所の第6代会頭を務めた故若生金郎氏の基金を使って平成19年度に創設。選考には話題性、地域貢献度などが重視され、今回は自薦、他薦の計20候補から選考委員会(委員長・須能邦雄商議所副会頭)が選んだ。

 団体は応募総数12団体の中から、中学女子軟式野球で全国制覇を成し遂げた「宮城デイジーズ」、木材加工産業の活性化に貢献した西北プライウッド(株)、長期的な復興支援を行う東京都遊技業協同組合の3団体に贈られた。

 個人は応募8人から、日本女子ゴルフツアーで優勝した女子高生の平塚新夢さん(17)、日英の語り部として被災地の情報を世界に発信し続けるリチャード・ハルバーシュタットさん(52)、農業振興と後継者育成に力を注ぐ佐々木文彦さん(58)の3人。

 受賞者あいさつでデイジーズの渥美克秀事務局長が「石巻地方に主力の4人がおり、3年生となる今年が集大成。全国2連覇が目標だ」、西北の相澤秀郎専務取締役は「今後も地域林業の活性化と発展に尽くしていく」、遊技業組合の高橋孝幸副理事長は「子どもたちの笑顔を広げるため、これからも努力する」とそれぞれ語った。

 平塚さんは「プロテストを通過し、いろいろな世代から応援されるプロゴルファーになりたい」、リチャードさんは「石巻に来て四半世紀。これからも皆で力を合わせ、より良い石巻を作りたい」、佐々木さんは「石巻産のおいしい米づくりと後継者育成に傾注する」と話していた。

石巻の知名度アップに努めた人たちを表彰
石巻の知名度アップに努めた人たちを表彰

最終更新:1月6日(土) 17時54分
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