石巻日日新聞

石巻市蛇田出身 鈴木遼太郎選手 ドラフト6位で日ハム指名

野球でふるさとに活力を

石巻市 スポーツ 石巻日日新聞 2017年10月27日(金) 15時06分
日ハムの指名を受けた石巻市出身の鈴木選手

 プロ野球ドラフト(新人選手選択)会議が26日に東京都内で開かれ、石巻市出身で東北学院大学野球部4年、鈴木遼太郎投手(21)が日本ハムファイターズ(日ハム)に6位指名された。石巻地方で生まれ育った選手がプロ入りするのは、平成9年に横浜ベイスターズから指名を受けた新沼慎二さん(万石浦中―仙台育英卒、現野球指導者)以来20年ぶり。

 ドラフト会議は同日午後5時から都内のホテルで始まり、約2時間後に球団側から東北学院大野球部に6巡目指名が伝えられた。野球部員らとともに大学内でテレビ中継を見ていた鈴木選手は、指名が決まると胴上げで祝福された。

 鈴木投手は身長183センチ、体重83キロで、恵まれた体格から最速150キロの速球を投じる本格派右腕。制球力もあり、直球にスライダー、カットボール、フォークの変化球を織り交ぜる投球が持ち味だ。

 向陽小時代はスポ少蛇田イーグルスでプレー。蛇田中時代には、県大会3年連続出場に貢献した。石巻西高では2年生から主戦投手となり、夏の県大会で8強入り。東北学院大に進学後は2年秋から仙台六大学野球に出場し、最優秀新人賞を獲得。3年生から主戦投手を務めた。

東北学院大では主戦投手として活躍
東北学院大では主戦投手として活躍

 ドラフト会議終了後に大学内で記者会見に臨んだ鈴木選手は、プロ入りを意識したのが今夏行った西武ライオンズ2軍との練習試合がきっかけだったと語った。その時、同大野球部の2年先輩で現在西武に所属する本田圭佑選手から「プロでやれるぞ」とお墨付きをもらったという。

 震災当日は蛇田中学校の卒業式だったという鈴木選手は「被災した石巻の人たちに勇気を与えられる選手になりたい」とふるさとへの思いを語った。今後は31日に日ハム関係者が大学へ指名あいさつに訪れる予定だ。

 なお、同球団は早稲田実業高校の注目選手、清宮幸太郎選手の交渉権も獲得しており、今後チームメートとしてプレーする可能性が高まった。

最終更新:2017年12月22日(金) 18時41分

新着記事