石巻日日新聞

河北署 震災から6年4カ月 尾崎で不明者捜索

可能性ある限り現場へ

石巻市 社会 石巻日日新聞 7月10日(月) 18時01分 配信
干潮時のみ捜索できる岩場を隈なく探す署員たち

 震災から6年4カ月の月命日を前に、河北署は10日、石巻市尾崎地区の海岸線で行方不明者の捜索を行った。厳しい日射しが照り付ける中、署員たちは重装備で山や海岸線など約2.5キロを歩き現場へ。春の捜索時に確認できなかった干潮時の岩場などを隈なく探し、手掛かりを求めた。

 同署管内では181人の行方が判明していない。住民要望箇所の捜索は完了しているが、気象状況や潮の干満も考慮し、可能な限り捜索を続けている。

 この日は署員5人が、長面浦側から山道を通って捜索個所を目指した。現場では消波ブロックの間に挟まれた漂流物に手掛かりが紛れ込んでいないかをレーキで確認していった。また、普段は波が押し寄せる岩場の干潮時を見計らい、不安定な足場を懸命に移動。額に汗をにじませて岩と岩の間や浜辺からの死角も目視で調べた。

 同署は、「181人の家族の期待に応えたい一心。さまざまな条件下を想定し、可能性がある場所をしっかり確認していきたい」と語っていた。

最終更新:7月10日(月) 18時01分
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