石巻日日新聞

石巻市のプレハブ仮設解消 最後の入居世帯が退去

ピーク時は1万7千人 震災丸9年前に区切り

石巻市 政治・経済 熊谷 利勝 2020年1月20日(月) 8時51分
最後の住人が退去し、誰もいなくなった蛇田西部第一仮設団地

 東日本大震災で住まいを失った人に一時的に供与された石巻市のプレハブ応急仮設住宅は17日、最後の入居者が退去した。市内では被災市町で最大の7153戸が建設され、発生から丸9年を前に区切りを迎えた。134あった団地は順次、建物の解体が進められており、来年度中には全て撤去される。

最終更新:2020年1月20日(月) 8時51分

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