石巻日日新聞

民謡舞踊好友会チャリティー発表 益金を二俣小に寄贈

令和記念ですずめ踊り

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年6月26日(水) 20時05分
客席も一体となってすずめ踊りを楽しんだ

 第13回こども学習活動チャリティー「民謡舞踊好友会発表会」が16日、石巻市のビッグバンで開かれた。今年は入場料の益金の一部を学習支援金として同市立二俣小学校に贈り、子どもたちの教育活動を支えた。

 同発表会は民謡舞踊好友会(八木しみ子会長)の主催。時代が平成から令和に移って初の発表会であり、記念事業として仙台すずめ踊り「夢祭連粋楽(ゆめまづらすいらく)」が特別出演し、客席も巻き込みながら扇を広げて軽やかに舞った。

 オープニングは登米市米山町の米山丸山太鼓が務め、力強いばちさばきを見せた。発表は踊りと民謡を交互に織り交ぜ、花扇流、翔乃流、藤扇流、香雲流の社中らが艶やかな舞や自慢ののどを震わせた。

 民謡では「宮城長持唄」「南部牛追唄」「貝殻節」など耳なじみの曲も披露。踊りは「東京五輪音頭」「カンカン娘」「赤穂浪士」など見ごたえのある演目が続いた。最後は東日本大震災の復興支援曲「花は咲く」を出演者全員で歌い、一体感を作り上げていた。

最終更新:2019年6月26日(水) 20時05分

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