石巻日日新聞

鳴瀬サロン 初めて地元開催 震災から7年3カ月

仙台移住者ら野蒜ケ丘に集う

東松島市 社会 石巻日日新聞 2018年6月11日(月) 14時04分
慰霊碑から故人の名を探す参加者

 東日本大震災で被災し、東松島市の鳴瀬地区を離れて仙台市などに移住した人たちが毎月仙台市内で「鳴瀬サロン」を開き、近況を語り合っている。71回目となった9日は防災集団移転地として高台に整備された東松島市野蒜ケ丘で初めてサロンを催した。足が遠ざかっていた古里を久しぶりに訪れ、復興に笑顔を見せる人がいる一方で、再び“あの日”を思い出す人もおり、それぞれに7年の歳月を受け止めていた。

最終更新:2018年6月11日(月) 14時04分

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