石巻日日新聞

船で渡る狐の嫁入り行列 芸術家夫婦が発案

移住先の狐崎浜で 住民祝福で地域に活気

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2017年7月1日(土) 18時40分
狐の面をかぶって浜を練り歩いた(狐崎浜)

 牡鹿半島の習慣や言い伝えをモチーフにした結婚披露宴「狐(きつね)の嫁入り行列」が6月24日、石巻市の侍浜や狐崎浜で開かれた。挙行したのは仙台市出身でともに芸術活動に取り組む太田和美さん(29)と和歌山市出身の富松篤さん(32)。2人は昨年5月から狐崎浜に移住しており、これまで支えてくれた地域と人々への感謝の気持ちを込め、漁船で浜から浜へ渡るユニークな披露宴で活気を呼び込んだ。

最終更新:2017年7月1日(土) 18時40分
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