石巻日日新聞

第61回石日旗争奪少年野球大会 両雄たたえ閉会式で幕

優勝の大谷地二俣野球 8月に厚木市遠征 石巻小との激戦制す

広域 スポーツ 石巻日日新聞 2019年7月8日(月) 20時48分
優勝した大谷地二俣野球スポーツ少年団

 「第61回石日旗争奪少年野球大会」(石巻日日新聞社主催)は、6日に石巻市民球場で決勝戦を行った。大谷地二俣野球スポーツ少年団が4―3で石巻小レッドベンチャーズを下し、初優勝した。石巻市内旧町の優勝チームは初めて。

 閉会式では両チームと3位に対する表彰と各種個人賞の授与があり、選手たちは互いの健闘をたたえた。大谷地二俣野球は、神奈川県の厚木市少年野球協会(山口貴裕会長)の協力で8月2日から同市に遠征する。

 試合後に同球場で開かれた閉会式には両チームの選手、監督、保護者のほか、石巻野球協会、社会を明るくする運動石巻市推進委員会の役員が出席した。

 表彰では、優勝の大谷地二俣に賞状や優勝杯などを授与。切符風に模した厚木市遠征のレプリカチケット、石巻天然温泉元気の湯の入浴券も贈られた。また3位までの計4チームに同運動石巻市推進委員会から軟式ボールが1箱ずつ贈られた。

 準優勝の石巻小には準優勝杯のほか、石巻商工会議所からプロ野球東北楽天の公式戦観戦券やレプリカユニホーム、タオルなど、3位の中津山ツイスターズと飯野川ダブルツリーズは賞状のほか、プレナミヤギからボウリング券がプレゼントされた。

準優勝の石巻小レッドベンチャーズ
準優勝の石巻小レッドベンチャーズ

 あいさつで石巻日日新聞社の平井美智子常務取締役は「技術力とファイトあふれるプレー、チームワークのすばらしさが大谷地二俣野球を勝利に導いたと思う。次は厚木市で石巻の力を見せてほしい」と強調。準優勝の石巻小には「諦めずボールを追う姿、バットを振る姿が印象的。これからの活躍に期待したい」と両雄の健闘をたたえた。

 閉会式後、選手たちは元気にダイヤモンドを一周。胸には石巻日日新聞社から贈られた金メダル、銀メダルが輝いており、ずしりとした重さを感じながら激闘を振り返った。石日旗は6月14日に開幕し、雨天延期などもあり、6日に決勝、閉会式となった。

最終更新:2019年7月8日(月) 20時48分

新着記事