日本製紙石巻 全国出場逃す 社会人野球 JABA東北
リードも三回に7失点 決勝進出もあと一歩
石巻市 スポーツ 石巻日日新聞 2019年5月13日(月) 19時10分社会人野球の日本選手権出場をかけた第50回JABA東北大会の決勝トーナメントが12日に仙台市民球場であり、日本製紙石巻は決勝に進んだが、リードを守れず日本製鉄鹿島に5―10で敗れた。日本製紙は18日から県予選が始まる都市対抗の出場を目指し、気持ちを切り替える。
日本製紙は11日の予選リーグでパナソニックに延長十回3―2でサヨナラ勝ちし、3戦全勝で決勝トーナメントに進出。JFE東日本との準決勝も延長十回までもつれたが、4―3で前日に続くサヨナラ勝ちを収めた。
決勝で日本製紙は、1点を先制された二回表、この回先頭の5番長谷川が右中間への二塁打で出塁すると小野も右前打で続いた。2死後、四球で満塁とし、1番の篠川が左中間へ走者一掃の三塁打を放ち、3―1とした。
ところが三回裏、相手の先頭打者に四球を与えると、守りのミスも絡んで失点。打者一巡の猛攻を浴び、この回7点を失った。日本製紙は四回に1死満塁の好機を作ったが、内野ゴロの1点のみ。続く五回に適時打で1点を返すなどほぼ毎回走者を出したが、10残塁と攻め切れなかった。
試合後、前田直樹監督は「四球やエラーが多く、勝つのが難しい試合に自らしてしまった」と反省。1週間後の都市対抗予選へ向け「アウトを確実に取るとか、当たり前のことを当たり前にできる精度を上げていく」と話した。準決勝までの4試合すべてを1点差で勝利してきただけに、「決勝は粘って戦う展開ができなかった」と篠川拓也主将。気持ちを切り替え、「最大の目標である都市対抗の代表に向かって、全員で一つになって戦う」と敗戦を糧にしていく。
▽決勝(12日、仙台市民球場)
最終更新:2019年5月13日(月) 19時10分
関連記事
JABA東北大会 日本製紙が白星発進 明治安田生命に7―6
2019年5月9日(木) 18時18分
新着記事
-
石巻市議会定例会は28日の本会議で、追加提案された本年度の補正予算案を審議した。新型コロナウイルスへの対応をただす関...(続きを読む)2020年3月2日(月) 11時05分
-
政府が26日に新型コロナウイルスの感染拡大防止へ今後2週間の催しについて中止・延期または規模縮小を要請したことを受け、...(続きを読む)2020年3月2日(月) 11時03分
-
石巻市は28日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・亀山紘市長)の第3回会議を市役所で開き、首相の要請に基づき市...(続きを読む)2020年2月29日(土) 10時58分
-
石巻市議会定例会は27日、本会議で新年度の一般会計など予算案を審議した。予算案に関連して空席となっている第2副市長の選...(続きを読む)2020年2月29日(土) 10時53分
-
石巻市立蛇田小学校は26日、溶接などを手掛ける同市大街道東の(株)宮富士工業(後藤春雄社長)で、ものづくり体験を行った...(続きを読む)2020年2月28日(金) 9時16分
-
地域の未来を考える紙面企画「次代への軌跡」では18日から5回、主に石巻市内の中学校に焦点を当てた「部活動の選択肢」をテ...(続きを読む)2020年2月27日(木) 13時03分
-
東松島市は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・渥美巖市長)を開き、要請を受けた大崎市と涌谷町にマス...(続きを読む)2020年2月27日(木) 10時01分