石巻日日新聞

渡波中 新校舎で初 120人が巣立ち 中学校で卒業式

7年ぶり本校舎から巣立ち

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 3月8日(木) 16時21分
7年ぶりの本校舎での卒業式。120人の生徒が巣立った(渡波中)

 石巻地方の一部の中学校で8日、卒業式が行われた。東日本大震災当時は小学2年生だった卒業生が在校生や保護者に見守られながら、心身ともにたくましく成長した姿で学び舎を巣立った。

 このうち渡波中学校は震災で校舎が被災し、今年4月に新築移転した新たな校舎で初めて実施。本校舎での卒業式は7年ぶりとなり、120人がそれぞれの春へと歩み出した。

 卒業生一人一人に卒業証書を授与した中塩栄一校長は「新校舎1年目の節目に君たちが残した足跡に敬意を表する。感謝と意志の強さを持ち続けてほしい。君たちは渡中の誇りだ」と激励。送辞では佐藤瞳さん(2年)が「先輩方は常に目標であり、心の支えだった」と言葉を贈った。

 続く答辞で卒業生代表の渡辺海里さんは「この3年間はかけがえのない日々であり、たくさんの出会いがあった。渡中を卒業できることを誇りに思い、明るい未来へ進んでいく」と力強く誓い、その後、卒業生が「大地讃頌」、全校生徒で「旅立ちの日に」を合唱。卒業生の退場では、各クラスで担任教諭に「ありがとうございました」と声をそろえ、涙にあふれた。

最終更新:3月8日(木) 16時21分

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