石巻日日新聞

みんなを元気に AKBライブ 女川で4度目のステージ

300人に笑顔プレゼント

女川町 社会 石巻日日新聞 3月5日(月) 22時40分
ステージでメッセージボードを掲げるメンバー

 継続的に被災地支援を行う人気アイドル「AKB48グループ」のメンバーが4日、女川町を訪問。ライブなどを通じて交流を深めた。グループをまとめる総監督の横山結衣さん(25)は「私たちができることで今後も復興を支えていきたい」と語った。

 同グループは「誰かのために」プロジェクトとして平成23年5月から宮城、岩手、福島の被災3県を訪れ、無料のライブを続けており、今回で67回目。宮城は36回、女川町は4回となった。会場の女川小学校には町民ら約300人が訪れ、間近でライブを楽しんだ。

 横山さんら8人はステージで「ヘビーローテーション」「365日の紙飛行機」などヒットナンバー8曲を披露。サイン色紙がもらえるじゃんけん大会では、石巻市渡波の宮川直喜さん(28)、女川小4年の阿部琉娃さん(10)が勝ち残り、笑顔を見せた。

 女川町大原の小田島凛花ちゃん(7)は「ダンスを習っているので覚えたい」と最前列でライブを楽しんだ。母親の綾花さんは「継続的に来ていただいてありがたい」と語った。

◆ここからがスタート

 ライブ直前、メンバーは震災犠牲者慰霊碑に花を手向け、須田善明町長から復興状況について説明を受けた。ライブ後に取材に応じた横山さんは「駅舎や駅前もきれいになり、住むところもできたが、ここからがスタートだと思う。決して忘れないと心に刻んで献花した」と話し、ライブの継続を強調した。

 今春をめどにグループを卒業する北原里英さん(26)は、今回を含めて3回女川町を訪れた。「時間がかかっても前に進んでいることが分かった」とし、初めて訪れた岡田奈々さん(20)は「当たり前の日常と笑顔を大切にしたい」と話した。

取材に応じた(左から)北原さん、横山さん、岡田さん
取材に応じた(左から)北原さん、横山さん、岡田さん

最終更新:3月5日(月) 22時40分

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