石巻日日新聞

100歳祝い金 来年度から削減 石巻市 20万円→15万円

33年度以降は10万円に

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 1月22日(月) 15時11分

 石巻市は長寿化に伴う歳出の増加を抑えるため、100歳を迎えた人に最大20万円を支給している特別敬老祝い金を減額することにし、2月開会予定の市議会定例会に関係条例の一部改正を提案する。施行は30年度からで、経過措置期間とした32年度までが4分の3、33年度以降は半額になる。

 100歳の誕生日に支給する特別敬老祝い金は現在、10年以上の市内在住者が20万円、3年以上10年未満の在住者が10万円。30年度以降は32年度までがそれぞれ15万円と7万5千円、33年度以降は10万円と5万円にする。88歳に1万円を支給する祝い金は、今まで通り継続する。歳出の削減効果は30年度で230万円ほどという。

 減額の背景は長寿化であり、30年度は47人が100歳に達する見通し。100歳以上の人は昭和38年に全国で153人しかいなかったが、現在は2市1町で同じぐらいおり、長生きが当たり前になってきた。

 対象者の増加が見込まれる一方、東日本大震災からの復興期間が終わる平成33年度以降の市の財政状況は、国の特別な支援がなくなって厳しくなる予想。市は長寿の高齢者を敬う意味から特別敬老祝い金を廃止にせず、支給額を減らすことで継続することにした。見直しは25万円を20万円にした28年度以来。

 100歳の特別敬老祝い金は、東松島市が20万円、女川町は50万円。県内の自治体でも見直しが進められ、東松島市は本年度から10万円を減額している。

最終更新:1月22日(月) 15時11分

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