石巻日日新聞

7年ぶり東松島でかき祭り 集団移転地 野蒜ケ丘に活気

書き入れ 旬の味覚に舌鼓

東松島市 政治・経済 石巻日日新聞 12月5日(火) 15時17分
カキ汁で体を温める来場者

 東日本大震災の影響で本格的な開催を休止していた東松島市のかき祭りが3日、7年ぶりに集団移転による新しい団地である野蒜ケ丘で行われた。蒸しガキ4千個の振る舞いや生ガキの格安販売があり、市内外から訪れた人が冬を代表する特産品の味に舌鼓を打った。主催者のまとめによると、約8千人が来場した。

 市観光物産協会主催。6回目となる「東松島市観光と物産のPR会」との同時開催で、県漁業協同組合鳴瀬支所が協力した。会場の野蒜市民センター駐車場では、むき身と殻付の生ガキが市価よりも2割ほど安く販売され、餅まきで開会を祝うと、各コーナーにはさっそく長蛇の列ができた。

 ほかにも温かいカキ汁をはじめ、カキの天ぷら入りののりうどんや「鍋のまち」をアピールするカキ坦々鍋なども販売。地元の農産物や加工品も並び、土器で調理する縄文鍋も注目を集めていた。

 引越し先の野蒜ケ丘から石巻市向陽小に通う佐藤杏奈さん(9)は母親と兄と来場し、殻付を購入。ぎゅっと身が詰まった地元のカキが好きで、「焼いて食べたい。カキ汁もおいしかった」と笑顔で話した。

 県漁協鳴瀬支所かき部会長の木村喜久雄さんは「今年は身入りも良く、台風の影響もない。皆さんが祭りを待っていたので、復興の一つとして再開した。大勢に来てもらったのはうれしく、やりがいになる」と感謝した。

最終更新:12月5日(火) 15時17分
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