石巻日日新聞

東日本で初 宮城オルレ 東松島コース来年11月開設

宮戸の景観 国内外に発信 21日に韓国で協定調印

東松島市 政治・経済 石巻日日新聞 11月14日(火) 15時38分 配信
大高森からの景観などを売り込んでいく

 自然の中でトレッキングを楽しむ「宮城オルレ東松島コース」の開設に向け、東松島市は来年度から宮戸地区で景観の整備を進めていく。「オルレ」は韓国生まれのレジャー。日本では九州でコースが整っており、宮城版は奥松島コースと唐桑コースを平成30年11月にオープンし、順次コースを広げていく。県や東松島市などは21日に韓国を訪問し、協定式に臨む。

 オルレは地図を手にリボンや標識を頼って起伏に富んだ地形や風光明媚な景観を眺めながら歩く旅。韓国が発祥であり、日本では24年に九州オルレが認定された。宮城オルレは県が主体で奥松島、唐桑(気仙沼市)を先行させ、次は大崎コースも加わる。

 いずれは県全域にコースを設ける考えで、県や東松島市、気仙沼市などは21日に韓国済州島にある西帰浦市(ソギッポ)を訪問し、社団法人済州オルレとの間に認定に向けた協定調印を行う。東松島市からは渥美巖市長らが出向く。

 国内2番目、東日本では初めてとなり、仙台空港からの誘客でインバウンド(訪日外国人旅行者)の拠点を目指す。奥松島コースの発着点は「セルコホームあおみな」とし、そこから大高森、大浜海岸、新浜岬、稲ケ崎公園、さとはま縄文の里史跡公園を巡る全長約10キロ。所要時間は約4時間を見込む。

 コース設定に向けては7月に韓国調査団が下見し、9月には韓国総領事が視察した。12日の定例記者会見で渥美市長は「インバウンド対策の目玉。外国語標識など受け皿を整えたい。課題は食事や休憩、宿泊地の整備」と語った。

 コースは自然景観を楽しむものであり、そこに「遊ぶ・見る・食べる・体験」を組み込み、地域の魅力を発信する。渥美市長は「宮戸では観光農園も動き出しており、食事ができる環境なども整えながら誘客を図る」と話した。

最終更新:11月14日(火) 15時38分

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