石巻日日新聞

追悼行事「ココロの灯り」 ランタンで盆の迎え火

優しい光と祈りで包む

石巻市 社会 石巻日日新聞 8月12日(土) 14時44分 配信
鎮魂と慰霊を込めた灯りが会場を優しく照らし、空にもランタンが舞った

 東日本大震災から6年5カ月となった11日夜、石巻市雲雀野地区で追悼行事「ココロの灯り」が開かれた。雨が降りしきる中、鎮魂と慰霊を込めた約1500個の灯ろうが周辺を明るく照らし、気球の一種「スカイランタン」約600個が夜空を舞った。

 有志の市民による同実行委員会と石巻商工会議所青年部が主催。白や緑、赤などの迎え火に見立てた灯ろうが整然と並び、訪れた人たちはほのかな明かりを見つけながら故人の冥福を祈った。

 追悼の歌では、蔵王町在住のシンガーソングライターの幹(miki)さんが歌声を届けた。最後はフランス語で「光・詩」を意味し、化学反応で炭酸ガスと水に分解される環境に優しい「ルミエムスカイランタン」が夜空を彩り、故人との思いをつないだ。

 盆帰省した仙台市在住の品川諒さん(30)は「ふるさとの復興状況が確認できた。震災で亡くなった方々に哀悼の思いを込め、このイベントに参加しました」と語り、深い祈りを捧げていた。

最終更新:8月12日(土) 14時44分

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