石巻日日新聞

映画の迫力そのままに 段ボールで再現 巨大メカ

今野梱包 「スターウォーズ展」でも話題に

女川町 教育・文化 石巻日日新聞 6月10日(土) 14時31分 配信
そびえたつ巨体が目に飛び込む「AT―ACT」。細部の造型も緻密だ

 女川町の町なか交流館に巨大な段ボールアートが展示され、話題を呼んでいる。大ヒット映画「ローグワン/スターウォーズ・ストーリー」に登場する巨大メカ「AT―ACT」を約7分の1スケールで忠実に再現したもので、迫力ある姿が映画ファンはもとより町民、観光客の目をくぎ付けにしている。

 製作したのは石巻市桃生町の梱包資材会社、今野梱包(株)(今野英樹社長)。国内でも高い加工技術を誇る同社は、スーパーカー「ランボルギーニ」を強化段ボールで模した「ダンボルギーニ」で注目を集めた。現在、「ダンボルギーニ」はシーパルピア女川内の同社店舗で展示されている。

 今回お目見えした「AT―ACT」は、昨年12月に東京都内で行われた「もうひとつのスターウォーズ展」に出展するためウォルト・ディズニー・ジャパンの依頼を受けて作った。高さ約35メートルもある劇中の設定を縮小したとはいえ、高さ5メートル、幅2メートル、長さ5メートルの大きさ。細部にこだわり、段ボールでありながら金属の質感やさびなどもリアルに再現されている。

 町なか交流館の展示は地元の有志らによる支援で実現した。来館者たちは、迫力の姿に目をとめてじっくり見入ったり写真撮影したりしている。石巻市清水町から訪れた70代女性は「こんな大きなものを段ボールで作れることに驚き」と目を丸くしていた。

 スターウォーズ好きという今野社長は「1カ月半を費やした製作は苦労の連続で、特に頭部の造型が難しかった。それでも完成した姿を多くの皆さんに見てもらい、これが女川周辺の観光にもつながればうれしい」と話していた。

最終更新:6月10日(土) 14時31分

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