石巻日日新聞

十三浜で記念植樹 大きく育て、北限オリーブ

石巻市 特産化目指し展開

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 6月6日(水) 13時10分
地域活性への願いを込めてオリーブを植えた

 「北限の地」として石巻市が特産化を目指すオリーブの記念植樹が2日、同市北上町十三浜で行われた。亀山紘市長や農業関係者ら約140人が参加し、地域とともに豊かに実るよう期待を込めた。

 石巻市が地域活性化を目的に、特産品開発と6次産業化を進める「地域の宝研究開発事業」の一環。オリーブは実や果汁のほか葉に至るまで活用できる上、栽培の手間もあまりかからず樹齢も100年以上と長い。

 試験栽培は平成26年7月に始まり、香川県の(株)農業生産法人アライオリーブ(荒井信雅代表)が協力。これまで北上、河北、雄勝地区など計1ヘクタールに約400本のオリーブを植栽した。本年度は新たに1150本を予定しており、節目の計1500本を迎えることから記念植樹を行った。

 この日は釣石神社に隣接し、震災前は住宅地だった土地約2.5ヘクタールに高さ1メートル前後の苗木約300本を植えた。あいさつで亀山市長は「市の新しい特産品として可能性を感じる。観光にも波及する一大産地となるよう、皆さんで協力していこう」と語った。

 その後、荒井代表から定植方法の指導を受けて亀山市長らが記念植樹を行った。作業には地域住民も参加し、3人1組となって一本ずつ丁寧に植え、苗木に土を掛けていった。

 阿部佑成さん(雄勝小6年)は「早く元気に育って、大きい実を付けてほしい」と願いを込め、作業に汗を流していた。

 来月中に同地区に600本、また立神地区と月浜地区の計3.31ヘクタールには250本のオリーブが植えられ、それぞれが大地に根を下ろす。

最終更新:6月6日(水) 14時27分

新着記事